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2026.01.16

デジタルサイネージ広告とは?費用や活用事例まで徹底解説

動画や音声で、視線を引きつける。
街中の駅やショッピングモール、エレベーター内など、さまざまな場所で目にする「デジタルサイネージ広告」。ディスプレイを活用したこの広告手法は、紙媒体にはない即時性や柔軟性が評価され、今注目を集めています。
本記事では、デジタルサイネージ広告の特徴・種類・メリットはもちろん、費用相場や活用事例、導入時の注意点までをわかりやすく解説。
「うちのビジネスにも合うかも?」と思った方に向けて、導入検討のヒントが詰まった内容となっています。ぜひ最後までご覧ください。

目次

デジタルサイネージ広告とは

デジタルサイネージ広告とは、ディスプレイや電子スクリーンを活用して情報を発信する広告手法です。駅構内や商業施設、オフィスビルのエントランス、エレベーター内など、日常生活のさまざまなシーンで目にする機会が増えており、現代のOOH(Out of Home:屋外広告)の中でも注目を集めています。

従来の紙媒体広告とは異なり、静止画だけでなく動画や音声を組み合わせた多様な表現が可能で、視覚と聴覚の両面から訴求できるのが特徴です。また、天候や時間帯に応じて配信内容を切り替えたり、複数拠点を一括で管理・更新したりと、柔軟な運用ができる点も大きな魅力です。

こうしたリアルタイム性や柔軟性に加え、近年ではセンシング技術やネットワーク連携によって、よりパーソナライズされた情報配信や効果測定も可能になりつつあります。広告手法としての進化を遂げているデジタルサイネージは、今後ますます導入が進むことが期待されます。

デジタルサイネージ広告の種類

デジタルサイネージ広告は、その仕組みや運用方法によって大きく3つのタイプに分けられることが多く、それぞれに特徴や適した活用シーンがあるため、自社の目的や運用体制に応じた選定が重要です。

ここでは、スタンドアロン型、ネットワーク型、インタラクティブ型の3種類について詳しく見ていきましょう。

スタンドアロン型(オフライン型)

スタンドアロン型は、USBメモリやSDカードなどに保存したコンテンツを、ディスプレイに直接接続して再生するタイプのデジタルサイネージで、ネットワーク環境を必要としないため、初期導入のハードルが低く、機器を用意するだけですぐに広告配信を始められる手軽さが魅力です。

一方で、コンテンツの更新には物理的なメディアの差し替えが必要となり、複数拠点での一括更新やリアルタイムの情報配信には向いていません。また、インターネットを介した視聴データの収集や効果測定も行えないため、シンプルな運用が求められるシーンでの活用に適しており、短期間のイベントや展示会、小規模店舗など、頻繁なコンテンツ更新を必要としないケースにおすすめです。

ネットワーク型(オンライン型)

ネットワーク型は、インターネット経由で遠隔のサーバーからコンテンツを配信・管理できるタイプのデジタルサイネージです。オンプレミス型(自社でサーバーを構築)とクラウド型(外部のクラウドサービスを利用)の2種類があり、どちらも複数拠点への一括配信や、時間帯・天候などに応じた柔軟な表示切り替えが可能となります。

最新情報の即時反映や、曜日・時間帯別のターゲティング表示など、より戦略的な運用が行える点が大きな強みですが、その分サーバー管理やセキュリティ対策、通信インフラの整備といった準備が必要です。

スタンドアロン型に比べて費用は高めですが、長期運用や拠点が多い場合には高い効果を発揮するため、大手チェーンの店舗、鉄道・空港などの交通機関、行政施設など、広範囲かつ頻繁に情報更新を行いたい現場に向いています。

インタラクティブ型(タッチ対応型)

インタラクティブ型は、タッチパネルやカメラ、センサーなどを組み合わせて、利用者と双方向のコミュニケーションが可能なデジタルサイネージです。利用者の操作や動きに応じて表示が変化するため、より高い訴求力や情報提供効果が期待できます。

案内機能や多言語対応、音声認識などを搭載すれば、訪日観光客向けのナビゲーションや、年齢・性別などの属性に応じた広告配信といった高度な展開も可能です。必要な情報にユーザーが自らアクセスできるため、満足度の高いユーザー体験を提供できる点が魅力ですが、特殊な機材やソフトウェア開発、保守体制の整備が必要となり、他のタイプと比べて導入コストが高くなる傾向があります。

インタラクティブ型は、体験型イベントや大型商業施設、観光案内所、デジタルショールームなど、利用者参加型のコミュニケーションが重要な場面での活用がおすすめです。

デジタルサイネージ広告にかかる費用相場

デジタルサイネージ広告は、掲出場所や放映時間、媒体の種類によって費用に大きな幅があります。
ここでは代表的な掲出場所ごとの費用相場を紹介しますので、広告を検討する際の参考にしてください。

※以下の掲載情報は2026年1月時点のものです。
 各デジタルサイネージの料金や仕様は時期によって変更になる可能性があります。

駅・電車広告

駅構内や電車内のサイネージ広告は、通勤・通学などで人の往来が多い場所に設置されており、高い視認性が特長です。ホーム上や改札付近の柱、電車内のドア上モニターなど、乗客の目に留まりやすい場所に掲出されるため、反復的な接触による広告効果が期待できます。

東京メトロ

メニュー名放送期間構成/構成内容販売枠数料金(税別)
メトロ デジタルパッケージフル1週間CM15秒
TMV:スポット
MCV:スポット
MWV:スポット
最大4枠550万円
MSVジャック銀座1週間CM 15秒1枠150万円 
Metro Concouse Vision(MCV)
1week スポット
1週間CM15秒14枠200万円
Metro Concouse Vision(MCV)
1week 大手町セット
1週間各CM15秒
1weekスポット
単駅ロール
1week 大手町
最大10枠230万円
Metro Concouse Vision(MCV) 1week フルセット1週間各CM15秒
1weekスポット
単駅ロール
1week 大手町
単駅ロール
1week 新宿三丁目
最大8枠270万円 
Metro Concouse Vision(MCV)
単駅 1month スポット
1ヶ月CM15秒10枠10万円~
※駅、エリアにより変動
Metro Concouse Vision(MCV)
単駅 1month スポットパッケージ
1ヶ月CM15秒最大10枠36万円~
※駅、エリアにより変動
Metro Wall Vision(MWV)
1week スポット
1週間CM15秒4枠140万円
Metro Wall Vision(MWV)
1week ジャック
1週間1枠340万円
Metro Wall Vision(MWV)
単駅 1week スポット
1週間CM15秒最大4枠5万円~ ※駅、エリアにより変動
Tokyo Metro Vision(TMV)
1week スポット
1週間CM15秒40枠350万円
Tokyo Metro Vision(TMV)
26week スポット
26週間連続放送CM15秒8枠4,550万円
Tokyo Metro Vision(TMV)
オリジナル番組
13週間連続放送オリジナル番組60秒 CM15秒1期あたり2社まで8,400万円
渋谷55ストリートビジョン
単駅ジャック
1週間1枠600万円

参考:メトロアドエージェンシー

大阪メトロ

メニュー名放映形態放送期間料金(税別)
梅田コンコースビジョン1社買切り1週間280万円
梅田コンコースビジョンロール放映1週間~28万円
なんばコンコースビジョン1社買切り1週間200万円
なんばコンコースビジョンロール放映1週間~20万円 

参考:大阪メトロ |広告メディアガイド

その他

メニュー名放送期間構成料金(税別)
JR東日本 SHINJUKU M-VISION1週間180秒:ジャック 30秒:開放枠ジャック:200万円
開放枠:40万円
JR東日本 新宿BBB1週間180秒:1社ジャック 60秒:ジャック開放3ロールジャック:1,600万円
1枠:750万円
JR東日本 新宿 BOX1週間180秒:ジャック 単枠:30秒ジャック:1,050万円
1枠:230万円
JR東日本 新宿 BLOCK1週間180秒:ジャック 単枠:30秒ジャック:850万円
1枠:180万円
JR東日本 新宿 BELT1週間180秒:ジャック 単枠:30秒ジャック:850万円
1枠:180万円
新宿ウォール456 プレミアム+1週間180秒:1社ジャック1,700万円
京王線・井の頭線 K-DGチャンネル1週間~CM15秒~80万円
京王線・井の頭線 新宿K-DGピリエ1週間350万円
京王線・井の頭線 新宿KTビジョン1週間250万円

参考:jeki(株)ジェイアール東日本企画
参考:KEIO MEDIA-京王線・井の頭線の交通広告

屋外・街頭ビジョン広告

都市の交差点や繁華街、バス停などに設置される大型ビジョンは、インパクトのある映像表現で注目を集められます。ロードサイド型は車のドライバーや歩行者にもリーチでき、街頭でのブランディング施策として有効です。

メニュー名放送期間構成/構成内容料金(税別)
渋谷スクランブル交差点 (5面基本シンクロ)1週間~15秒×4回/1時間あたり590万円
新宿ユニカビジョン1週間~15秒×4回/1時間あたり100万円
池袋ヒットビジョン(東口)1週間~15秒×4回/1時間あたり50万円

タクシー広告

タクシーの車内に設置されたサイネージでは、乗車中のユーザーに対して広告を届けられるのが特徴です。TOKYO PRIMEやGROWTHといった主要媒体を通じて、都心部の高所得層やビジネスパーソンへのリーチが期待できます。

 TOKYO PRIME

メニュー名形式タイミング想定表示回数料金(税抜)
1st Ads
FULL(1枠)
HALF(2枠)
動画(音声あり)最大60秒発車直後1本目FULL:560万回 HALF:280万回FULL:1,800万円 HALF:900万円
2nd Ads+
FULL(1枠)
HALF(2枠) ※2nd Adsに含まれる
動画(音声あり)最大30秒1st Ads終了後広告枠FULL:500万回 HALF:250万回FULL:+200万円 HALF:+100万円 ※追加オプション分のみの料金
2nd Ads
FULL(7枠)
HALF(14枠)
動画(音声あり)最大30秒2st Ads+終了後広告枠FULL:380万回 HALF:190万回FULL:1,200万円 HALF:600万円
3nd Ads
FULL(10枠)
HALF(20枠)
動画(音声あり)最大30秒2st Ads終了後広告枠FULL:180万回 HALF:90万回FULL:600万円 HALF:300万円
シートベルト着用アナウンス(1枠)動画(音声あり)最大15秒以内乗車直後560万回200万円

参考:TOKYO PRIME「MEDIA GUIDE 2026.04〜2026.06」

GROWTH

メニュー名形式タイミング想定表示回数料金(税抜)
FIRST VIEW(1枠)動画(音声あり)
最大60秒
発車直後1本目150万回800万円
BUSINESS VIEW(7枠)動画(音声あり)
最大30秒
乗車後2~8本目 ランダム配信120万回550万円
ECONOMY VIEW(7枠)動画(音声あり)
最大30秒
乗車後9~15本目 ランダム配信80万回300万円
RIDE VIEW(1枠)静止画空車ステータス時150万回600万円
PAYMENT VIEW(1枠)静止画支払い決済画面130万回400万円
ZONE FIRST(1枠)動画(音声あり)
最大45秒
FIRST VIEW後1本目140万回1週間:700万円
4週間:2,660万円
8週間:5,040万円
ZONE BUSINESS(7枠)動画(音声あり)
最大20秒
ZONE FIRST後2~8本目
ランダム配信
110万回1週間:500万円
4週間:1,900万円
8週間:3,600万円
ZONE ECONOMY(3枠)動画(音声あり)
最大20秒
ZONE BUSINESS後9~11本目
ランダム配信
70万回1週間:250万円
4週間:950万円
8週間:1,800万円

参考:GROWTH「MEDIA GUIDE 2026.04-2026.06」

タクシー広告の料金相場についてもっと知りたい方は「タクシー広告とは?種類と費用、事例や掲出の流れまでわかりやすく解説」をご覧ください。

空港・飛行機広告

空港内の搭乗口や手荷物受取所、機内モニターなどに表示されるサイネージは、出張や旅行など目的を持った層に対して高い訴求力があります。ANAをはじめとする航空会社のメディアでは、移動中の空白時間に自然に広告を届けられるのが強みです。

ANA Airport Dynamic Ad Vision(ADAV)

メニュー名設置台数放送形態料金(税別)
羽田空港 第2ターミナル12台1枠15秒1ヶ月:180万円
6ヶ月:972万円
1年間:1,512万円
新千歳空港
函館空港
旭川空港
15台
(新千歳12台、函館2台、旭川1台)
1枠15秒1ヶ月:175万円
6ヶ月:945万円
1年間:1,470万円
中部国際空港8台1枠15秒1ヶ月:56~70万円 (4週~5週によって変動)
6ヶ月:326.4万円
1年間:509.6万円
広島空港2台1枠15秒1ヶ月:25万円
6ヶ月:135万円
1年間:210万円
松山空港3台1枠15秒1ヶ月:30万円
6ヶ月:162万円
1年間:252万円
長崎空港2台1枠15秒1ヶ月:30万円
6ヶ月:162万円
1年間:252万円
熊本空港5台1枠15秒1ヶ月:30万円
6ヶ月:162万円
1年間:252万円
宮崎空港4台1枠15秒1ヶ月:30万円
6ヶ月:162万円
1年間:252万円
鹿児島空港6台1枠15秒1ヶ月:50万円
6ヶ月:270万円
1年間:420万円
那覇空港4台1枠15秒1ヶ月:80万円
6ヶ月:432万円
1年間:672万円

 ANA その他

メニュー名設置期間料金(税別)
国内線・国際線 シートモニター広告1ヶ月280万円~
国際線 映画前SKY CHANNEL CM1ヶ月250万円
国内線 機内チャンネル1ヶ月150万円
成田空港 第1ターミナル SKY1-Sα 南ウィング4F、北ウィング4F (一般エリア)  1カ月横型:329.6インチH4200mm×W7500mm (片面:5台)15秒      1枠4,000,000円/月(税別)  
成田空港 第1ターミナル SKY1-Aα 第1ターミナル 南ウイング 1F 北ウイング 1F (一般エリア)1ヶ月横型:329.6インチH4200mm×W7500mm (両面:2台)15秒  200万円 1枠2,000,000円/月(税別)

参考:Airport Dynamic Ad Vision(ADAV)

エレベーター広告

ビルやマンションのエレベーター内に設置された小型サイネージは、密閉された空間で視線を集めやすく、高い視認率が期待できます。オフィスビルではビジネス層、マンションでは生活者に向けた訴求が可能です。

ここでは、代表的なGRANDのメニューを紹介します

GRAND 主要メニュー

メニュー名放送期間放映形式想定再生回数
(15秒換算)
料金 (税別)
Standard Ads(15秒)1週間動画・音声あり1,750,000回270万円
Standard Bulk(15秒)4週間動画・音声あり7,000,000回900万円
時間帯別配信 Standard Plan(15秒)2週間 18:00〜オフィスビル閉館まで動画・音声あり1,000,000回320万円
エリア別配信 東京都限定(30秒)1週間動画・音声あり2,400,000回350万円

※料金や仕様は時期によって変更になる可能性があります。

商業施設広告

イオンやアウトレットモールなどの商業施設内では、買い物中の顧客に向けてリアルタイムで商品情報やキャンペーン告知が行えます。来店目的と広告内容がマッチしやすいため、購買行動につながりやすいのが特長です。

メニュー名設置期間放送形態料金(税別)
イオンモール浦和美園 A-11週間15秒・間隔5分6万円
イオンモール浦和美園 A-21ヶ月15秒・間隔5分22万円
イオンモール浦和美園 A-32ヶ月15秒・間隔5分40万円
イオンモール浦和美園 A-43ヶ月15秒・間隔5分54万円
イオンモール浦和美園 A-51週間15秒・間隔10分4万円
イオンモール浦和美園 A-61ヶ月15秒・間隔10分20万円
イオンモール浦和美園 A-72ヶ月15秒・間隔10分36万円
イオンモール浦和美園 A-83ヶ月15秒・間隔10分42万円
りんくうプレミアムアウトレット1週間1週間8,400回 (1枠15秒、1日5枠)13万円

コンビニ広告

ファミリーマートやセブンイレブンといった大手コンビニでは、レジ前や棚上モニターを活用したデジタルサイネージ広告が展開されています。セブンイレブンでは2025年8月から本格稼働が始まり、より多くの選択肢が広がっています。

 ファミリーマート レジ液晶

放送エリア都道府県露出回数料金(税別)
全国全国15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:140万円
2週間:230万円  
北海道北海道15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:15万円
2週間:30万円  
東北青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:27万円
2週間:54万円  
北関東茨城・栃木・群馬15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:22万円
2週間:44万円  
首都圏東京・埼玉・千葉・神奈川15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:82万円
2週間:164万円  
中部北陸新潟・富山・石川・福井・岐阜・長野・愛知・静岡・山梨・三重15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:65万円
2週間:130万円  
関西滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:57万円
2週間:114万円  
中国鳥取・島根・岡山・広島・山口15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:22万円
2週間:44万円  
四国徳島・香川・愛媛・高知15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:18万円
2週間:36万円  
九州福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:30万円
2週間:60万円  
沖縄沖縄15秒(10分に1回)=144回/日
(レジ1台あたり)
1週間:18万円
2週間:36万円  

参考:ファミリーマート店内メディア媒体資料

セブンイレブン デジタルサイネージ広告

エリア/プラン設置店舗数/放送秒数掲載期間画像形式料金(税別)
東京周辺+大阪府+四国エリア
ライトプラン
3,500店舗/15秒
(平均約9分に1回程度の配信頻度)
1週間動画・静止画
(音声あり)
350万円
東京周辺+大阪府エリア
ライトプラン
3,300店舗/15秒
(平均約9分に1回程度の配信頻度)
1週間動画・静止画
(音声あり)
330万円
四国エリア
ライトプラン
203店舗/15秒
(平均約9分に1回程度の配信頻度)
1週間動画・静止画
(音声あり)
20万円

※料金や仕様は時期によって変更になる可能性があります。

デジタルサイネージ広告の料金形態

費用形態は主に「放映期間課金」と「放映回数課金」の2つに分かれます。

「放映期間課金」は、特定の放映期間(例:1週間、1ヶ月など)で料金が発生する方式で、駅構内や商業施設などで多く採用されています。この期間中は設定された頻度で広告が表示され、表示回数に関係なく一定料金です。

一方で、「放映回数課金」は、広告の表示回数に応じて課金される方式です。「1日◯回×◯日間」といった単位で料金が設定されることが多く、より緻密に露出頻度をコントロールしたい場合に適しています。この場合は、タクシー広告や一部の屋外ビジョンで採用されることが多いです。

また、「1社買い切り(ロールジャック)」という、複数社がローテーションで広告を表示する通常枠に対し、一定期間その枠を“1社独占”で買い切る手法もあります。

例えば15秒枠を1社のみが使い続ける形で、ブランドの世界観を強く打ち出したい場合や、新商品ローンチ時などに効果的です。もちろん費用は高くなりますが、注目度・印象度ともに高い効果が見込めます。

媒体や掲出場所によって料金体系は異なりますが、目的やターゲット層に応じて、適切な課金方式を選ぶことが費用対効果の最大化につながります。

デジタルサイネージ広告のメリット3つ

デジタルサイネージ広告は、従来の紙媒体とは異なる特性を活かし、さまざまなビジネスシーンで活用されています。ここでは、特に注目すべき3つのメリットについて紹介します。

注目を集めやすく広告効果が期待できる

デジタルサイネージは、動画や音声など動きのあるコンテンツによって、通行人の目を引きやすいのが大きな特長です。静止画に比べて情報量を多く伝えられるため、短時間でブランドや商品の魅力を訴求できます。また、音や映像を組み合わせることで記憶にも残りやすく、認知向上や購買促進といった広告効果が期待されます。

リアルタイム更新で柔軟な運用

インターネットを通じて配信されるネットワーク型のデジタルサイネージでは、コンテンツの差し替えや更新が即座に行えます。たとえば、天気や時間帯、曜日に応じて最適な内容を表示したり、緊急の情報を即時に発信したりといった対応が可能です。また、ロケーションの特性やターゲット層に合わせて柔軟に運用することで、広告の成果を最大化することができます。

運用コストの削減

従来のポスターや看板広告では、印刷や設置、撤去といった作業に手間とコストがかかっていましたが、デジタルサイネージではその多くを削減できます。コンテンツはデータで管理されるため、配信内容を変更する際も物理的な作業が不要です。さらに、同じコンテンツを複数拠点で同時に展開できるため、運用の効率化が図れるのも大きな魅力です。以上のことから、デジタルサイネージ広告は、中長期的に見れば費用を大きく抑えられる可能性があります。

デジタルサイネージ広告の活用事例

デジタルサイネージは、さまざまなロケーションで活用されており、それぞれの設置環境や利用者層に応じて、効果的な訴求が可能です。ここでは、代表的な掲出場所とその特徴を紹介します。

駅・交通機関での活用

駅構内や電車内では、移動中の利用者に対して繰り返し情報を届けられるのが大きな特徴です。デジタルサイネージは柱や壁面、天井吊り、ドア上のモニターなどに設置され、通勤・通学で駅を利用する多くの人々に対して高い視認性を発揮します。

情報の更新が即時に行えるため、運行状況やキャンペーンなどのタイムリーな情報発信にも適しており、ブランディングから商品訴求まで幅広く活用されています。

ショッピングモールなど商業施設での活用

商業施設内では、買い物客の導線上やエントランス、レジ付近などにデジタルサイネージが設置され、購買意欲を喚起する広告として活用されています。
セール情報や新商品の紹介など、来店者の関心を引くコンテンツをリアルタイムで配信できるため、店舗の販促活動とも相性が良く、売上アップにつながる導入効果が期待できます。

病院・薬局での活用

待合室や受付付近に設置されたサイネージは、待ち時間中の視線を集めやすく、啓発情報や製品紹介に適したメディアといえます。
医療機関や調剤薬局と親和性の高いコンテンツ展開が可能で、健康・医療に関心の高い視聴者に対して、医薬品やサプリメント、衛生用品などの情報を伝えることで、購買行動や意識づけにつながりやすいのが特徴です。

ホテルなど宿泊施設での活用

ホテルのロビーやエレベーター前、客室内などに設置することで、宿泊者に向けた施設案内や観光情報、キャンペーンの告知が可能です。
訪日外国人や出張客など、目的に応じたターゲティングがしやすく、多言語対応のデジタルサイネージであれば、インバウンド需要にも対応できるため、サービスの品質向上と情報提供の効率化を同時に実現できます。

エレベーターでの活用

商業施設やオフィスビル、マンションのエレベーター内に設置されたサイネージは、乗客の視界に自然と入るため、高い視認性が期待できます。
限られた空間・時間内で広告に集中してもらえる点が強みで、生活者の身近な空間を活用した広告媒体として注目されています。
エレベーターの利用者属性に応じたコンテンツ選定を行うことで、広告効果を最大限発揮できる点も魅力のひとつです。

銀行での活用

銀行の待合スペースやATM付近では、金融商品や保険、ローンといった商品・サービスの紹介にデジタルサイネージが活用されています。
来店者は比較的長時間滞在するため、金融機関ならではの落ち着いたトーンの演出や、説明的なコンテンツでもしっかり視聴してもらえる可能性が高いことから、ブランドイメージの向上やサービス理解促進に役立ちます。

導入前に知っておくべき注意点

デジタルサイネージ広告は非常に便利で効果的な媒体ですが、電子機器である以上、導入前にいくつかのリスクや注意点を把握しておくことが大切です。
特に注意すべきなのは、機器の故障や停電によるトラブルです。ディスプレイや配信システムが停止してしまうと、広告が表示されなくなるだけでなく、イメージダウンや機会損失にもつながりかねません。こうしたリスクに備えて、保守体制の整備や予備機材の準備、バックアップ配信の体制構築などを事前に検討しておくと安心です。
また、設置場所によっては高温多湿や直射日光などの環境条件が機器に影響を及ぼすケースもあるため、機材選定や設置方法にも配慮が必要です。
スムーズな運用のためには、トラブル時の対応フローや点検スケジュールも含め、導入前のプランニング段階から保守・管理の視点を持つことが重要です。

掲出までの流れ

ここでは、一般的なスケジュール感と各段階での役割分担をわかりやすく解説します。

サイネージ広告の掲出は、出稿の検討・相談から掲出・掲出後対応まで5つのステップで進行し、媒体やエリアによって異なりますが、全体で約1.5〜3ヶ月の準備期間を見込んでおくと安心です。特に、人気の放映枠は早期に埋まる傾向があるため、繁忙期(新生活・年末年始など)を狙う場合は、より余裕をもったスケジュールを組むのが理想です。

Step1:出稿の検討・相談、Step2:媒体選定・企画立案、Step3:意匠制作・広告審査、Step4:入稿・掲出準備、Step5:掲出
  • Step1:出稿の検討・相談(広告主)
    広告の目的やターゲット、予算、希望エリアなどを整理し、広告代理店に相談して実現可能性やスケジュール感を確認する段階。掲出希望時期の2〜3ヶ月前には相談を始めるのが理想的です。
    特に、人気媒体では早期に枠が埋まるため、早めのアクションを心がけましょう。春の新生活時期や年末年始などの繁忙期を狙う場合は、さらに早い段階からの準備が必要になりますのでご注意ください。
  • Step2:媒体選定・企画立案(広告代理店)
    ターゲットや目的に応じた最適な媒体を選定し、掲出場所やサイズ、掲出期間、訴求内容などを代理店が企画します。必要に応じて、複数媒体の組み合わせやクロスメディア施策も検討する段階です。
  • Step3:デザイン制作・広告審査(広告主+広告代理店)
    掲出媒体に合わせたデザイン制作を行い、必要に応じて広告審査を受けます。審査の有無や基準は、設置場所や媒体提供元によって異なるため、事前確認は必須です。
    特にデジタルサイネージでは、音声・映像表現や点滅、文字サイズ、表示時間などに独自の基準が設けられている場合がありますので、企画段階からルールの確認を行いましょう。
  • Step4:入稿・掲出準備(広告主)
    クリエイティブが完成したら、媒体ごとに定められたフォーマット・仕様で入稿を行います。
    動画・静止画の画角、ファイル形式、音量制限などが細かく指定されていることがあるため、代理店と連携しながら正しく準備することが重要です。
    掲出日直前の修正は対応できないことが多いため、スケジュールには十分な余裕を確保しておきましょう。
  • Step5:掲出・掲出後対応(代理店)
    掲出当日の現地確認や設置状況の報告を行い、掲出終了後の撤去手配や報告書提出まで対応します。掲出後の効果測定や次回施策へのフィードバックも重要な要素です。
    継続的な訴求を希望する場合は、再掲出や他媒体展開も検討できます。屋外広告の効果を最大化するためにも、掲出期間中の状況確認と掲出後の分析を積極的に行いましょう。

サイネージ広告は、「掲出して終わり」ではなく、掲出後の運用・改善まで見据えた一貫した設計が求められます。
オリコムでは、サイネージ広告の企画から掲出後のフォローまで、豊富な経験と実績をもとに一貫したサポートを提供しています。初めての出稿で不安を感じる方も、経験豊富な専任担当者が丁寧にサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

交通広告・OOH活用に関するお問い合わせ

様々な目的に応じた事例の資料でご説明いたします。些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

デジタルサイネージ広告の効果を上げるポイント

デジタルサイネージ広告は、適切な効果測定と継続的な改善を行うことで、より高い広告効果を期待できます。
現在では、ブランドリフト調査(態度変容の測定)位置情報を活用した来店計測(行動変容の測定)など、サイネージ広告の効果を可視化できる手法も整ってきています。
掲出しただけで終わりにせず、実際のデータに基づいた改善サイクルを回すことが、成果を最大化するポイントです。

クリエイティブの工夫と成功のポイント

サイネージ広告は、駅構内やタクシー内など「移動中の視聴」が多いため、ユーザーが広告の前に立ち止まる時間は限られています。そのため、以下のような「一瞬で伝わる」クリエイティブ設計が重要です。

  • パッと見て内容が理解できる「シンプルかつインパクトのある」表現
  • 伝えたい情報を絞り込み、最も伝えたいメッセージを明確にする構成
  • 視認性の高いフォントや色使い
  • ロケーションに合わせたターゲット設定(例:通勤者、観光客、買い物客など)

また、サイネージの特性を活かした動画・音声演出や、縦長画面・円形画面といった特殊形状への対応なども、視認性を高めるうえで有効です。
単に目立つだけでなく、「誰に何を届けたいか」という視点を持ったクリエイティブが、広告の成功を大きく左右します。

まとめ

本記事では、デジタルサイネージ広告の基本的な仕組みから、種類、メリット、活用事例、費用相場、導入時の注意点、効果を高めるポイントまでを幅広く解説しました。

動画や音声を活用した高い訴求力、リアルタイム更新による柔軟な運用、運用コストの効率化など、デジタルサイネージならではの強みは、これからの広告戦略において欠かせない要素となるでしょう。

また、駅や商業施設、病院、ホテル、エレベーター、銀行など、多様なシーンでの活用が可能であり、業種や目的に応じた展開がしやすいのも魅力のひとつです。

市場が拡大している今こそ、自社に合った効果的な活用法を検討する絶好のタイミングです。

費用相場や掲出の流れ、クリエイティブの工夫なども踏まえながら、より戦略的に取り組むことで、ブランド価値の向上や集客効果の向上が期待できます。

オリコムでは、企画から媒体選定、デザイン制作、掲出後の効果検証まで、一貫したサポートを提供しています。初めての方も、すでに広告運用をされている方も、お気軽にご相談ください。貴社に最適なプランをご提案いたしますので、「この広告で自社にどんな成果が見込めるのか」「どの配信会社を選ぶべきか」といった初期段階のご相談からでもお気軽にお問い合わせください。

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記事執筆者

岡本 光郎
株式会社オリコム OOHプロデュース局 局長

入社後、営業、OOHメディア、営業推進、事業統括など幅広いキャリアを歴任。
長年にわたり交通広告のバイイングからメディアプランニング業務に従事。
デジタルからオフラインまで幅広い視点で取り組む。2025年より現職。
2025年9月18日に設立した「一般社団法人 日本 OOH メジャメント協会」の理事も兼務。
一般社団法人日本OOHメジャメント協会(JOAA) 公式サイト


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