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2026.02.12

支社間のつながりで、地域特性をつかんだ“刺さる広告”を展開する

オリコムには、東京本社以外にも、札幌・名古屋・大阪・福岡に支社があります。これにより札幌から福岡まで、どの地域でも広告主がオリコム営業に問い合わせをいただければ、全国で広告展開することが可能です。また、それぞれの支社が地域ごとの特性を理解した提案を行ったり、橋渡し的な役目を担ったりすることも。こうした支社があることの強みや、その強みを発揮するために、どのような支社間連携や情報共有をしているのか。名古屋支社と大阪支社の3人のメンバーで語り合いました。

杉崎 心哉(すぎさき しんや)

  • 所属:
    エリア統括局 名古屋支社 
    チーフディレクター
  • 社歴:
    2012年4月中途入社
    名古屋支社のOOH(Out of Home)を2年担当したのち、営業へ異動。メディアマーケティング領域、デジタル広告の運用や制作案件なども対応。

木村 美月(きむら みつき)

  • 所属:
    エリア統括局 名古屋支社 
    アカウントビジネス部
  • 社歴:
    2023年12月中途入社
    名古屋支社にて営業を担当。幅広いニーズに対応すべく、本社・支社間の各部署と連携しながら案件進行を担う。

杉山 泰大(すぎやま やすひろ)

  • 所属:
    エリア統括局 大阪支社 
    ディレクター
  • 社歴:
    2024年2月中途入社
    入社時より関西エリアのOOH媒体社窓口として大阪支社に所属。クライアント・営業からのご要望に対して、媒体プラン・選定~実施まで一貫した業務・役割を担う。


全国各地の支社と情報共有し、柔軟な連携プレーが可能

―支社が異なる3人は、普段どのように関わっているのでしょうか。

杉崎

2週間に1回、全支社で定例会を開いています。ここにいる3人だけじゃなくて、全国の支社メンバー、計25人ほど参加するんです。1回あたり1時間で、1〜2人が担当案件やコンペの成果、企画書などを守秘義務に影響がない範囲で発表して、事務連絡も共有しています。人となりを知ることもできるので案件時のスムーズなやりとりにもつながっています。

木村

定例会では実務的なノウハウだけじゃなく、いろんな情報が飛び交います。私はプライベートで韓国旅行に行ったときに撮影した現地の広告事情を紹介したことがあります。

杉崎

「本当に観光で行ったの?」って思うくらい、しっかりまとめてくれていたよね。

木村

前にタイに行ったときも交通広告を撮ってきたんです。それを支社内で共有したら「定例でも話してほしい」って言ってもらえて。ほかにも、ためになった本を紹介する人もいれば、便利なショートカットキーを教えてくれる人もいます(笑)。

杉崎

支社では一人で案件を担当することが多いから、誰かから意見をもらえる機会って本当に貴重。各個人の特徴や個性、それぞれが培ったものなど参考になることばかりです。

杉山

確かに僕もソロで動く場面がけっこうあります。支社間の連携は案件ベースで発生することが多いので、本社の営業さんから問い合わせをいただいたときは「名古屋・大阪・福岡・札幌ではそれぞれどう動こうか?どのタイミングで出そうか?」とか相談しながら進めています。

木村

例えば、お客様から「大阪でいい看板がないかな?」と聞かれたら、すぐに大阪支社に相談します。掲出候補の看板がどんな感じに映っているのか写真を送ってもらうこともありますし、受注後はそのまま入稿作業や申し込み作業をお願いしています。

杉崎

杉山さんはスパッと素早く対応してくれますし、「ここだけの話ですけど」みたいな素敵な情報もきちんと取ってきてくれる(笑)。安心して話せる存在です。

杉山

杉崎さんは1mmのズレも許さない真面目な人という印象。若干怖いです(笑)。

杉崎

全然そんなことないですよ!(笑)。元々大雑把だから「せめて仕事のときはしっかりしなきゃ!」って思いながら試行錯誤しています。木村さんは意見を伝えるのがすごくうまいよね。言い方、トーン、タイミング、言葉選び……本当にセンスあると思います。

木村

杉崎さんは率直に話しやすいんですよ。人によっては後輩に対してきつい態度をとる人もいると思いますが、ちゃんと意見を受けとめてくださっているからこそだと思います!

支社間連携で、お客様のビジネスを支える

―印象に残っているプロジェクトについて教えてください。

杉崎

あるネット通販・買取大手企業のお客様が、2025年6月に大阪で大型店舗をオープンすることになり、その広告のコンペが開催されることになったんです。そこで大阪支社の力を借りるために、杉山さんと連携することになりました。

杉山

支社から声がかかった際には、東京の本社から声がかかるのとはまた違うプレッシャーがあります。本社からの依頼だと複数ある地方のうちの1つという位置付けの場合もありますが、支社からの依頼では、大阪一本のことが多いので、外れたらゼロになってしまう。だからちょっと緊張しましたね。

杉崎

当時、大阪の心斎橋はインバウンド需要が好調でしたが、そこを狙う媒体はまだ比較的空いていました。とはいえ、激戦区でもあるので、空いている枠が埋まってしまったらどうしようというヒヤヒヤ感がありました。その枠を確実に取りに行けるように、杉山さんとやりとりしながら進めていきました。

杉山

この案件に限らずですが、僕たちが良いなと思う枠には、他社も目を付けている可能性があります。だから、確定するまでは常にドキドキしています。杉崎さんに対しても内心「早く決めてきてくれ!」と念を送っていました(笑)。

杉崎

本当に良かった!実際、支社がある安心感は大きかったですね。すぐに現場のことを聞けて心強かった。その土地に詳しいメンバーの力を借りながらお客様をご案内できるのは、全国に支社があるオリコムの強みだなと思います。

杉山

なにか聞かれたら「できるかぎり頑張ります!」という気持ちでいます。

杉崎

後日「お店は好調です、ありがとうございます」と言っていただいて、本当にほっとしました。木村さんは、お店の前に置く像の設置に向けて頑張っていたよね。

木村

そうですね!「本当につくってよかった」とお客様に言っていただけたのは嬉しかったです。通りがかる人も次々に写真を撮っていて、広告としていい仕事ができたなと感じます。

―支社間で情報共有できることのメリットや強みは、どんな点にありますか?

杉崎

ある全国展開している複合商業施設のお客様とは、札幌・名古屋・大阪・福岡と、各地域の支社が取引させていただいています。そこで「各店舗が過去に実施した広告事例を支社間で共有しよう」となり、情報共有の機会を設けています。

木村

「大阪ではこうだけど名古屋はどうですか?」「インバウンド向けに名古屋ではこんなことをやっています」と各支社の実績をもとに提案できることが増えて、やって良かったなと思います。名古屋店での事例が札幌店にそのまま刺さったわけではないのですが、札幌支社員がお客様とお話しするための良いネタになり、結果的に受注につながったケースもあります。私のアクションが、少しでもお役に立てたのならばとても嬉しいですね。札幌支社の方から合同チャットで受注の連絡をいただいた際には、各支社の方が一斉に「おめでとうございます」とおっしゃっていて、とてもいいムーブだと思いました。日頃からチャット上で細かい情報なども共有していて、みなさんとは密に関わっています。

杉山

支社があって良かったと思うときは多々ありますね。前職では大阪にしか拠点がなく、ほかの地域のことは詳しくはわかりませんでした。お客様からも大阪以外の地域のことを聞かれることがあるなかで、各地域の特性をわかっている方に相談できるのは本当に助かります。

木村

お客様からも交通広告を出す際に「エリアの特徴を知りたい」というご要望があります。その地域にはどんな広告があって、どこがいちばん人通りが多いのか、などです。地図ではわからないし、データを見ても住んでいる人じゃないとわからない感覚がある。だから実際に住んでいる支社の方から、そういう情報を聞けるのは心強いですね。

杉崎

ネットで調べればたくさん情報は出てくるけど、調べるほど逆に先入観ができあがってしまって、現地で重要なことに気づけないことだってあります。例えば、福岡に行ったときに「バス通勤する人がすごく多い」と教えてもらったときは「なるほど」と思いました。名古屋に住んでいる僕からすると、電車と車がメジャーな交通手段なので、バス移動については全く想定していませんでした。

杉山

大阪だと、難波と梅田では、需要のある商品の傾向がきれいに分かれるんです。出されている広告も、梅田から難波にいくにつれて個性的になっていく。お客様の中には「とりあえず梅田に出したい」って言われる方もいますけど、ターゲットを聞いていくと「それなら難波のほうがいいのではないか」と思うこともありますね。

杉崎

広告内容については地域による違いがでますよね。あとは例えば「名古屋だからエビフライって言えばいいだろ」みたいな、“地域をいじる”のはやっぱり嫌われます。表現のネガティブチェックは、それぞれの支社に教えてもらうこともあります。その土地にいるからこそ、検索ではわからないフラットな情報がわかるという意味でも、支社の存在は大きいですね。

全国と地域、両方の視点から提案できることがオリコムの強み

―支社間連携で心がけていることはありますか?

木村

自分がお客様に提案したことを、定例会でも共有しています。例えば、先ほどの複合商業施設のお客様の場合、名古屋店のお客様に提案して実施いただいた内容も全支社に共有しています。お客様のほうでエリア間の情報を共有するのは、手間もかかるし簡単じゃないと思うんですよ。だから私たちが情報共有することで、お客様にも安心してもらえると思うし、そこからお客様の気づきや発見に繋がるなど、様々な面でお役に立てればいいなと考えています。

杉崎

オリコムは全国に支社がありますし、現地を見に行くことが正解とされている会社なので生活者や各地域に対する感度は非常に高いと思います。さらに、本社が東京にあるからこそ、ローカルの会社にはない豊富なマーケティングデータも手に入る。そうしたデータを基に、全国規模と地域別の両面から有効な提案ができるのは、オリコムの強みだと思いますね。

杉山

色んな支社があって、「自分一人でわからないことは聞けばいいんだ」というのは支社間連携をするなかで気づきました。例えば、似たような案件をほかの地域がやっていたら「どうやったらうまくいきますかね?」と素直に聞けばいい。自分では正解がわからないことも、隣の地域が既にやっているかもしれない。だから僕も質問を受けたときは、何でも答えるようにしています。

杉崎

一人だけで案件を進めていると、自分の頭の想像の域を出ていかないんだよね。だから今の自分の提案レベルがどのくらいか評価できず不安になる。そういった固定観念が、支社間連携を通じてもみほぐされているなと思います。タフな時もありますが、支社の場合は一人ひとりが案件とソロで向き合うことが多いので、やろうと思えばどんな領域も一人でやりきれるのもありがたいですね。

木村

本社だと営業、マーケティング、制作と分業しますけど、支社では情報収集から資料作成、提案まで、各担当部署に相談しながら一人で担当します。自分がお客様と向き合って考えたことを、自分で直接提案できるのは、すごくやりがいが大きいです。やりがいとタフさなど両面ありますが、支社にいるから経験できる貴重な機会だと思います。

―支社間で今後やっていきたいことを教えてください。

木村

私は、もっと色んなことをほかの支社から学びたいです。「名古屋ではBtoBが多いけど福岡は違う」とか、地域によってお客様の特性にも違いがある。それに対して日頃どういう仕事をしているのかっていう部分は知りたいですね。

杉山

たしかに。支社間の定例会は、今のところは営業側の要素が強いんですよね。各地方のメディアの動きや特性を共有するなど、専門性に特化した機会を設けたいなとも思います。

木村

声をあげたら、きっとすぐできますよ!

杉崎

いいですね!僕には、「もっとお客様に刺さる提案ができる会社にしていきたい」というミッションがあります。その一環として、違う支社のメンバーに向けて提案に向けたコツの共有の場をつくることもありますが、一方的に伝えるだけの関係になってしまっているのではと反省しています。状況も違いますし、それぞれに仕事の進め方がある。距離が離れているからこそ、教える前にまずはコミュニケーションを大切にして、本当に相手のためになることをしたいです。

―このチームを一言で言うと

杉崎

モノだけでなく、考え方を売ることを大事にしています。考え方が売れれば、売るモノが変わっても軸を変えることはありません。それができるようになるための頭をいかに育てるか、チームも自分も考え続けています。

木村

手には色んな意味があります。手を挙げる積極性、嬉しいときのハイタッチ、仲良くしましょうの握手など。オリコムの、誰でも声をあげることができる環境、ハイタッチできる環境、仲の良さをイメージしました。

杉山

支社を中心に、そのまわりの人をぐるっとつなげる。自分自身も、人と人をつなげる役割を果たすことができたらいいなと思います。

福岡支社長からのコメント

福岡で提案活動を行っていくうえでも、東京本社や他支社との情報共有など、密な連携を通して得られるメリットは大きいと感じています。行動特性や慣習など、その地で暮らしているからこそわかる「生の情報」には大きな価値があります。各拠点が持つそうした価値や経験を持ち寄り、互いに活かし合うことで、より広がりのある提案や新しい気づきを生み出すことができるのではないかと考えています。こうしたつながりと協力体制は、オリコムの強みであり、今後も大切にしていきたいと思います。

廣瀬 徹(ひろせ とおる)

  • 所属:
    エリア統括局 福岡支社 支社長
  • 社歴:
    1994年4月新卒入社
    東京本社にてテレビ、営業、人事を経験し、2004年より福岡支社に赴任。
    以来、福岡支社にて営業担当としてOOHなどの各メディア、クリエイティブ、イベントプロモーションなど多岐にわたりクライアント支援業務に従事。

札幌支社長からのコメント

2025年4月に札幌支社長として着任し、各支社のメンバーが顔を合わせる定期ミーティングを大切にしています。
支社の現場では、他拠点の動きや知見に触れたいという意欲をメンバーが常に持っています。現在はオンラインにて全メンバーが直接顔を合わせることで、背景や熱量、さらには「コソっと裏話」なども共有できています。こうした「直接の対話」があるからこそ、拠点間の心理的距離が縮まっているのだと日々実感しています。
各拠点の事例を共有し、高め合い協力できる風通しの良さはオリコムの大きな強みです。この一体感を武器に、各エリアに拠点を持つ当社の強みを最大限に活かせるよう、札幌支社一丸となって取り組んでいます。

蒲谷 健一(かばや けんいち)

  • 所属:
    エリア統括局 札幌支社 支社長
  • 社歴:
    2003年4月入社
    営業部門およびメディア部門にて、それぞれ10年以上のキャリアを積む。2025年4月より現職。これまでの多角的な経験を活かし、顧客の幅広いニーズに応えるべくプレイングマネージャーとして札幌支社を牽引する。

支社ネットワークの今後について

大多数の企業が首都圏に本社機能を置いていますが、市場やメディア、そしてひとびとの生活は首都圏以外のエリアにおいても同等に、かつ多様に発達しています。
営業時代の頃から、地方に仕事を作っては出張するのが大好きでした。熊本、沖縄、福岡、札幌、名古屋、高知、大阪などなど。オリコムの支社が無いエリアもありますね(笑)。
OOH担当として都合15年にわたり支社エリアとの連携を務めたこともあり、念願のエリア統括担当に。OOH在任当時はどうしても物理的な距離がハードルになっていたのですが、コロナ禍以降のリモートワークの発達によって今では定期的にコミュニケーションを取り、お互いの仕事やノウハウ、その地方ならではのトピックスなどを共有し東西南北でオリコムならではの強みを掘り下げています。
そのエリアに根差した歴史、ひと、ネットワークはオリコムの際立ったユニークネスのひとつ。
4つの拠点を活かしてもっと面白い仕事を広げていける、そんな手ごたえを感じています。

笹川 英哉(ささかわ ひでや)

  • 所属:
    エリア統括局長
  • 社歴:
    1992年4月新卒入社
    営業とOOHで経験を積み、2024年4月エリア統括局長に着任。営業時代は大手飲料メーカーや家電、新型ゲーム機導入OOHキャンペーンなどに携わる。ライフワークは40歳から本格的にはじめたフルマラソン。サブスリーを約40回達成している。