交通広告出稿ランキングには、生活者の関心や企業の広告戦略が反映される傾向があります。
2026年3月の出稿から、特に注目すべき3つのトピックスをご紹介します。
交通広告出稿ランキング(2026年3月・関東地区)
| 順位 | 広告主 | 銘柄 |
| 1 | インディードリクルートパートナーズ | リクルートエージェント |
| 2 | アサヒビール | アサヒ生ビール スーパードライ |
| 3 | キリンビール | キリンビール 晴れ風 |
| 4 | アマゾンジャパン | アマゾンドットコム(インターネットショッピングサイト) |
| 5 | リクルート | スーモ(不動産・住宅情報サイト) |
| 6 | ポケモン | ぽこあポケモン(SWITCH2) |
| 7 | リクルート | エアレジ |
| 8 | サントリー | ザ・プレミアムモルツ |
| 9 | サントリー食品インターナショナル | ギルティ炭酸ノープ |
| 10 | イーベイジャパン | Qoo10(インターネットショッピングサイト) |
| 11 | ルミネ | ルミネカード |
| 12 | Sky | スカイピース |
| 13 | フジテレビジョン | フジテレビオンデマンドプレミアム |
| 14 | バンダイナムコエンターテインメント | アイドリッシュセブン(ゲームアプリ) |
| 15 | ハッピーエレメンツ | あんさんぶるスターズ!!ブライトミーアップ!!(ゲームアプリ) |
| 16 | マイナビ | PR |
| 17 | みずほ銀行 | 預金 |
| 18 | サントリー | 翠ジンソーダ缶 |
| 19 | 四谷学院 | 四谷学院 |
| 20 | 日本経済新聞社 | 日本経済新聞 |
出典:エム・アール・エス広告調査株式会社『MRS交通広告データ集計システム』
※交通系事業・広告代理店除く
TOPICS(今月の注目ポイント)
Topic1:春商戦を先取りするアルコールブランドの出稿
アサヒ・キリン・サントリーの主要ビール/RTDブランドが複数ランクイン。
花見や歓送迎会など外飲み需要を見据え、この時期ならではの飲用シーンを想起させる狙いがうかがえます。
交通広告は「仕事終わり」「週末前」と接触シーンと飲用シーンの距離が近く、春の解放的な気分が高まるタイミングでの接触を図る出稿と考えられます。
Topic2:生活リズムの変化を支えるエンタメ系サービスの出稿
「ぽこあポケモン(SWITCH2)」「アイドリッシュセブン」「あんさんぶるスターズ!!ブライトミーアップ!!」「フジテレビオンデマンドプレミアム」といった、エンタメ領域のサービスの出稿が目立ちました。
新生活の変化の中で、いつもの推し・慣れ親しんだ世界観・好きな時間に楽しめる映像コンテンツ等でストレス解消や生活のリズムを支えたいという生活者のニーズに、毎日の移動というルーティンの中で想起から利用に繋げる狙いがうかがえます。
Topic3:新年度を見据えた、消費・金融系サービスの出稿
アマゾンドットコム、Qoo10、ルミネカード、みずほ銀行といった、日々の消費やお金に関わるサービスが複数並びました。
生活者が「何で買い物をするか」「どんな決済手段を持つか」といったこれからの暮らし方を具体的に想像し始める時期に合わせて、交通広告という生活導線上で“いつもの選択肢”としてブランドを刷り込む出稿と考えられます。
編集後記
今月は、新年度に向けて生活者の暮らしが切り替わる時期ならではの出稿が目立ちました。
春を先取りするアルコール、生活のリズムを整えるエンタメ、そして日々の消費や決済に関わるサービス。新しく始まる日常を見据え、交通広告を移動という生活延長線上で自然な接点を築ける媒体と捉えていることがうかがえる月でした。