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ORICOM.


「博多通りもん」


BACKGROUND

福岡土産の定番、「博多通りもん」のコミュニケーションを福岡空港のデジタルサイネージで実施するにあたり、当初は既存のTVCMをそのまま使う予定でした。
しかしながら、明らかにTVCMの視聴環境とは異なり、オーディエンスの心理状況が違うこと、音声が出ないこと、すぐ近くに売場があることなど、空港サイネージの設置環境を考えると、この場専用の素材がどうしても必要ではないかという結論を出しました。

IDEA

そこで、思いついたのがフライトインフォメーションを挟んで左右に設置された2つの大型デジタルサイネージを連動させ、巨大なX線手荷物検査機が現れたかのような空間を創出することでした。
ゆっくり横にスライドしていくスケルトンのキャリーケースやバッグの中に、「博多通りもん」のパッケージがそこだけカラーで次々と映し出されていきます。
それは、あたかも「博多通りもん」が入っていない手荷物を検出しているかのようです。

RESULT

搭乗前、時間のない乗客も、『何これっ!』という感じで反応し、SNSに取り上げられるなど、話題喚起に貢献、バズ効果を生み出しました。
この作品は福岡広告協会賞のアーバンアド部門銀賞を受賞、デジタルサイネージアワード2017の広告部門とロケーション部門の両部門も受賞、さらに最高賞であるグランプリを受賞しました。
デジタルサイネージアワード2017の審査員からは、“強制視認、ビッグフォーマット、リーセンシー効果の3拍子そろったOOH広告の教科書的な作品“、審査委員長からは“今だけ・ここだけのローカルの広告、これぞデジタルサイネージだ。もう一度原点に返って、我々自身の足下を見つめ直すきっかけもくださった。“とのコメントをいただきました。

(“”内は宣伝会議2017年8月号146pから引用)