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    <title>オリコム ウェイ コラム</title>
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    <title>ポスター展開の定番になったピールオフ広告</title>
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    <published>2012-01-26T09:17:57Z</published>
    <updated>2012-01-26T09:19:31Z</updated>

    <summary><![CDATA[ポスターにグッズを貼付持ち去り率は上々&nbsp;&nbsp; 11月7日、新宿...]]></summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<strong>ポスターにグッズを貼付</strong><div><strong>持ち去り率は上々</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; 11月7日、新宿など5つの駅で、大量の「マスク」を貼り付けたポスターが掲出された。これは、映画『コンテイジョン』の広告で、ウイルスに立ち向かう人々を描いた作品の世界観と合わせ、風邪などの感染予防を呼び掛けたものだ。</div><div>&nbsp; 同じ日に、東京メトロの新宿駅では、靴下メーカーのナイガイが「プレゼント引換券」を貼付したポスターを展開していた。</div><div>&nbsp; また、10月には角川書店が、コミック『未来日記』の第1話を完全収録した「試し読み小冊子」（無料）を貼り付けたポスターを、主要駅で掲出した。</div><div>&nbsp; 8月にはキングレコードが、AKB48の特製アナザーCDジャケット付きのポスターを渋谷駅で掲出。</div><div>&nbsp; 6月にもパナソニックが、「笑顔の種をみんなに。」というテーマで、駅構内のポスターに、ひまわりの種入りのポストカードを貼付した。</div><div>&nbsp; ポスターに簡単に剥がせるよう何らかのグッズを貼付して、自由に持っていってもらうこれらの広告手法は「ピールオフ広告」と呼ばれ、最近さかんに実施されている。単なる商品のサンプリングと受け取られそうだが、必ずしもそれだけではなく、商品現物以外のさまざまなプロモーショングッズが貼付される場合も多い。概して反応はよく、すぐになくなる場合がほとんどだ。8月のキングレコードの事例では、用意されたおよそ3000枚のジャケットが、わずか1時間で姿を消したそうだ。この「レアもの」は、AKB48ファンの心を見事に捉え、インセンティブ機能を発揮したといえるだろう。</div><div>&nbsp; 上記以外にも、店舗のクーポン券、商品の香り付きバージョン、うちわ、マグネットカード、缶バッジなどのほか、キャンペーンの詳細やQRコードも載せ、WEBサイトへ誘導するきっかけとして使われている例も多い。ポスターの注目率を上げる効果や、ソーシャルメディアへの拡散も期待できる手法だ。なお、ポスターデザインも、グッズがなくなった後を想定して考える必要がある。パナソニックの場合、ポストカードを剥がすと、節電に協力している人々の笑顔と節電行動の記録が見える仕掛けになっていた。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>デジタルでも</strong></div><div><strong>情報を&ldquo;持ち帰り&rdquo;</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; JR東日本は、10月4日から山手線の1編成をWi-Fi環境にして、スマートフォン向けに、トレインチャンネルの広告や沿線の情報、クーポンなどをリアルタイムに配信する実験を行った。デジタルではあるが、これもある意味、ピールオフ広告と同じく「持って行ってもらう」手法といえるだろう。</div><div>&nbsp; グッズの選定や補充など、アナログな課題もあるが、ピールオフ広告は、ダイレクトな反応が見える手法でもある。一度検討してみてはいかがだろうか。</div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;</div><div>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</div><div>&nbsp;</div><div>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．827　2011.12/15号からの転載です。</div><div>&nbsp;</div><div>2012.1.26</div><div>&nbsp;</div>]]>
        
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    <title>街中に出現した巨大商品が注目を集めるO O H メディア手法</title>
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    <published>2012-01-26T08:33:05Z</published>
    <updated>2012-01-26T08:48:56Z</updated>

    <summary><![CDATA[テレビCMと連動した巨大な缶コーヒー&nbsp; 9月12日、新宿駅東口前のイベ...]]></summary>
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        <![CDATA[<p><strong>テレビCMと連動した<br />巨大な缶コーヒー</strong></p><p>&nbsp; 9月12日、新宿駅東口前のイベント広場に、缶コーヒーブランド「ジョージア」のテレビCMに登場する巨大ジョージア缶（高さ約8メートル）が登場した。イベント初日には、イメージキャラクターを務める吉本興業の人気お笑い芸人たちが集まり、CMの世界さながらにジョージア缶に登る様子を実演して注目を集めた。<br />&nbsp; また、CMのストーリーにあわせて、「微糖派」「エメマン派」「ブラック派」の中から支持する派閥に投票して商品を当てるゲームも行われ、多くの人が参加した。デジタルサイネージで掲示された票数は、5日目の時点ですでに5000票を超え、参加者の多さに驚かされた。</p><p><strong>立体物の掲出も可能<br />銀座ビル壁面の広告展開</strong></p><p>&nbsp; 一方、26日には銀座のビル壁面に巨大な商品オブジェが出現。これは、ポーラ化粧品が「銀座の街から日本を元気にしたい」という願いを込めたキャンペーンの一環で実施したものだ。ビルから突き出たローションボトルは迫力満点で、数寄屋橋の交差点に立つ通行人の注目を集めていた。下のイベントスペースでは、夏木マリさんと米倉涼子さんの大きなパネルと、デジタルサイネージによるCM放映でオブジェの意味を伝えている。さらに、銀座通りにある店舗でも4メートル近いオブジェが設置された。<br />&nbsp; このビルでは、以前にもトヨタ自動車「iQ」の車体が壁面に貼り付けられ、傘を持ったパフォーマーが踊るなどの変わったプロモーションが行われている。<br />&nbsp; 条件さえ整えば、立体物を吊るすことも可能で、プランナーにとっては貴重な場所といえるかもしれない。</p><p>3520個のLEDライトで<br />注がれる赤ワインを表現</p><p>&nbsp; 10月10日には同じく銀座のビル壁面に、フジテレビのドラマ『謎解きはディナーのあとで』の広告が掲出された。主演の桜井翔さんが持つボトルから、約21メートル下の北川景子さんの持つグラスへと赤ワインが注がれているように見える仕掛けで、そのワイン部分に赤いLEDライトが使用されていた。LEDの点滅が、上から下へ注がれている様子をうまく表現しているのと同時に、それがタイトル文字にもなっている。特に夜はきれいに浮かび上がり、帰宅途中の人々の注目を集めていた。<br />&nbsp; このように、商品の巨大なイメージを屋外展示して見せることは、非常に高いアテンション効果を狙えるといえる。また、派手なので話題になりやすく、拡散される可能性も高い。クチコミの時代だからこそあらためて、このようなアナログ的な手法も検討してはいかがだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</p><p>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．825　2011.11/15号からの転載です。</p><p>2012.1.26</p><p>&nbsp;</p><br />]]>
        
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    <title>アイデアで“ 読ませる”広告、続々増える、企業広告のO O H 活用</title>
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    <published>2011-11-28T02:43:01Z</published>
    <updated>2011-11-28T04:02:04Z</updated>

    <summary><![CDATA[二宮さんとのツーショットで女性が思わず立ち止まる&nbsp;&nbsp;　9月5...]]></summary>
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        <![CDATA[<strong>二宮さんとのツーショットで</strong><div><strong>女性が思わず立ち止まる</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;　9月5日、表参道駅の広告ボードに、嵐の二宮和也さんの画像付き「鏡」が多数掲出された。広告主はJCB。鏡に自分の姿を写すとツーショット写真が撮影できる特殊広告だ。時折女性たちが立ち止まり、写真を撮る姿が見られた。広告にはこんなボディコピーが書かれていた。</div><div>&nbsp;　「ご通行中の皆さま。これは世にもロマンチックな広告です。二宮君の隣に並んでください。ほら鏡の中であなたは二宮君と二人きり。なんてロマンチック！その勢いで、街を賑わす他の広告にも目をとめてみませんか？ そしてその商品、ちょっと欲しいかもと思ったら買ってみませんか？使ったお金はお店の人だけでなくいろんな人を笑顔にしていきます。消費とは言うけれど、買い物は消えずに笑顔となって残るのです。あなたの買い物で、日本のどこかで誰かがほほ笑む。なんてロマンチック！」。特殊な手法を取りながらも、「買い物は日本の力になる」という企業メッセージを伝えていた。</div><div>&nbsp; &nbsp;同時期の8月下旬～9月中旬にかけて、セレクトショップBEAMSのポスターが都内主要駅構内に掲出された。オーディションで選ばれたカップルたちの写真と、BEAMSのブランドカラーであるオレンジで書かれた「恋をしましょう」のメッセージが印象的だ。本店のある原宿では、駅の他に、店舗壁面、カタログ、ショッピングバッグでもこのコピーが掲出された。</div><div>&nbsp; 「みなさん恋をしましょう。誰かを好きになりましょう。そして自分を好きになりましょう。みなさん恋をしましょう。それは世界を新しくしますから。知らなかった歌を好きになったりしますから。（中略） さあ、年齢を超えましょう。性別を超えましょう。国籍を超えましょう。経験を超えましょう。みなさん恋をしましょう。地球は愛が救ってくれますから」。企業からのこのメッセージは、今この時代だからこそ恋する気持ちの大切さを訴えている。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>デジタルサイネージで</strong></div><div><strong>企業メッセージを発信</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; OOHメディアでは従来、長文のメッセージ広告が扱われることは少なかった。一般的に、WEBや新聞の方が特性上合うと思われているからだ。しかし、このように読ませる工夫を凝らすことで、「企業メッセージ」の訴求はOOHメディアでも充分可能なのではないだろうか。</div><div>&nbsp; パナソニックは電車内のデジタルサイネージを使い、番組形式で企業メッセージを発信している。『暮らしのエコナビ』というタイトルで、リサイクル技術や節電術などを紹介する番組だ。家電が自動で節電する「エコナビ」搭載商品や、グループの環境活動「エコアイデア」の訴求にもうまくつなげ、企業イメージ向上にOOHを有効利用している。</div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;</div><div>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</div><div>&nbsp;</div><div>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．823　2011.10/15号からの転載です。</div><div>&nbsp;</div><div>2011.11.28</div>]]>
        
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    <title>直感的な興味喚起に有効  見る位置や時間により変化する表現</title>
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    <published>2011-10-19T02:40:39Z</published>
    <updated>2011-10-19T02:59:46Z</updated>

    <summary><![CDATA[歩行者の移動にしたがって表現が変わる大型ポスター&nbsp;&nbsp; JR新...]]></summary>
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        <![CDATA[<div><strong>歩行者の移動にしたがって</strong></div><div><strong>表現が変わる大型ポスター</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; JR新宿駅の北通路で、7月25日から掲出された高さ2.06m、左右7.28mの大型ポスターが人目を引いていた。</div><div>　はじめ、進行方向左側面に見えていたシンガーソングライター・槇原敬之さんの名前は、歩くにしたがって徐々に消え、ポスター正面まで来るとハートのマークに変わる。さらに通り過ぎる際には、「Heart to Heart」という文字に変わり、ニューアルバムが7月27日に発売されることがわかる。</div><div>　これは、「プリーツボード」と名付けられた特殊ポスターだ。1つのボードで、見る位置によって3つのビジュアルを見せることができる。近寄って見ると、縦にプリーツ（高さ3センチ程の折り目）が3センチ間隔でボード全面に貼り付けてある。離れて斜めの方向から見ると、このプリーツの片面だけが目に入り、正面からだと、プリーツとプリーツの間が目に入ることになる。この原理を計算して、精巧に作成されている。</div><div>　メッセージのシンプルさも手伝って視認性も高く、その変化に気付いた通行者たちの注目を集めた。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>表現の方法はさまざま</strong></div><div><strong>ステッカー広告にも活用</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; 見る位置によって表現に変化をつけるには、「レンチキュラー」を使う方法もある。一般的には印刷物を立体的に見せるために使われるが、見た目の変化を生む効果（チェンジング効果）を出すことも可能だ。</div><div>&nbsp; アサヒビールは、「すらっと」の電車内のステッカー広告で、今年2月にこの方法を活用。テレビCMでは、商品とグレープフルーツそれぞれを持っている2人の吉瀬美智子さんが重なるシーンがあったが、車内広告では吉瀬さんが手に持つ商品が、見る角度によってグレープフルーツに切り替わるようになっており、商品の特徴を上手く表現していた。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>デジタルサイネージなら</strong></div><div><strong>時間で表現を変えることも可能</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; 静止しているものが動き出す瞬間、人は注意を向ける傾向があるが、このような展開は、デジタルサイネージならば容易に表現できる。</div><div>&nbsp; 全日空は品川の自由通路のデジタルサイネージで、朝昼晩と異なる表現を映し出した。朝は「おはようございます」、夜は「お疲れさまです」と、広告メッセージを展開する前に呼びかけ、その場にいる人々の気持ちに入り込む戦略だったと言える。</div><div>&nbsp; 見る位置や時間で表現を変える広告手法はキャッチーで話題性もあるため、上手く活用すれば高い効果を発揮する。導入を検討してみてはいかがだろうか。</div><div>&nbsp;</div><br />ボードを左側から見た場合<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a rel="lightbox" href="http://www.oricom.co.jp/column/pleat1.jpg"><img alt="pleat1.jpg" width="300" height="187" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" src="http://www.oricom.co.jp/column/pleat1.jpg" /></a></span>&nbsp;<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />ボードを正面から見た場合<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a rel="lightbox" href="http://www.oricom.co.jp/column/pleat2.jpg"><img alt="pleat2.jpg" width="305" height="160" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" src="http://www.oricom.co.jp/column/pleat2.jpg" /></a></span><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />ボードを右側から見た場合<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a rel="lightbox" href="http://www.oricom.co.jp/column/pleat3.jpg"><img alt="pleat3.jpg" width="301" height="163" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" src="http://www.oricom.co.jp/column/pleat3.jpg" /></a></span><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><div><br /><br />&nbsp;</div><div>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</div><div>&nbsp;</div><div>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．821　2011.9/15号からの転載です。</div><div>&nbsp;</div><div>2011.10.19</div><div>&nbsp;</div><br /><br type="_moz" />]]>
        
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    <title>アナログからデジタルまで空間を占有して伝える効果</title>
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    <published>2011-10-04T06:01:30Z</published>
    <updated>2011-10-04T06:04:55Z</updated>

    <summary><![CDATA[空間ジャックに音も導入統一された世界観で展開&nbsp;&nbsp; 7月18日...]]></summary>
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        <![CDATA[<strong>空間ジャックに音も導入</strong><div><strong>統一された世界観で展開</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; 7月18日、JR新宿駅と京王新宿駅の連絡通路全体が、サントリー「ペプシNEX」の広告でジャックされた。「GO NEXT！」という商品のキーメッセージに加えて、京王側入り口には「GO JR」、JR側には「GO KEIO」と書かれていたのはこの場所ならではのクリエイティブだ。通路の両脇全面に、商品写真とテレビCMにも起用しているロックバンドB'zの2人が出ているが、驚くことに天井部分にも、大きく「ペプシNEX」の画像が表現されていた。さらに、両脇の看板面から炭酸が泡立つ音とB'zのCM曲も聴こえた。</div><div>&nbsp; この通路は、通行量が多い割に広くないため、メディアとの距離も近く迫力を感じやすい。空間全体をジャックして、特にシンボルカラー（ブルー）を統一的に使ってうまくブランドの持つ世界観を出しており、効果的だった。</div><div>&nbsp; 同様の空間ジャック展開は、昨年パナソニックも行なっている。JR新宿駅の中央通路で、左右の壁面・天井に加え、フロア広告まで実施した。壁面は「エコナビ搭載商品を配置した部屋」、天井面は「青空と飛行機雲」、フロア面は「緑の芝生」のデザインで「エコナビストリート」を展開した。</div><div>&nbsp; この2つに共通しているのが、駅空間で、他の広告や業務サインなどをほとんど見せずに訴求できた点にある。電車内では広告貸切電車があるが、駅では場所も限定されるため難しい。広告主にとって、ノイズがない状態で独自のブランドイメージ、世界観を訴求できたと言えるのではないだろうか。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>デジタルサイネージによる</strong></div><div><strong>空間ジャックができる新施設</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; 7月18日、ニコニコ動画の次世代エンターテイメント施設である「ニコファーレ」がオープンした。ホールの壁4面と天井がすべてデジタルサイネージというすごい施設だ。</div><div>&nbsp; ここでは、映像を使った空間ジャックができる。ライブハウスとして最先端のテクノロジーを使った演出ができるだけでなく、発表会や展示会など様々なイベントをネット中継するための施設として活用されるだろう。気になったのは、オープニングで日比谷花壇が行った「デジタルフラワーギフトサービス」だ。これは、会場ディスプレイにデジタルフラワー（バーチャルな生花）を表示し贈答するサービスである。もしかしたら、街頭ビジョンや様々なデジタルサイネージのOOHメディアで、応用できるかもしれない。話題の施設と共に、今後に注目していきたい。</div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;</div><div>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</div><div>&nbsp;</div><div>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．819　2011.8/15号からの転載です。</div><div>&nbsp;</div><div>2011.10.04</div>]]>
        
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    <title>震災後ならではの活用法も登場  デジタルサイネージの最新事例</title>
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    <published>2011-08-26T07:11:37Z</published>
    <updated>2011-08-30T04:08:24Z</updated>

    <summary><![CDATA[生活者もサイネージに注目広告ニーズの高まりに期待&nbsp;&nbsp; 6月8...]]></summary>
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        <![CDATA[<strong>生活者もサイネージに注目</strong><div><strong>広告ニーズの高まりに期待</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; 6月8日から10日にかけて、デジタルサイネージに関連する製品や企業の取り組みなどを紹介する「デジタルサイネージジャパン2011」が千葉の幕張メッセで開かれ、多くの来場者で賑わった。</div><div>&nbsp; 高輝度の大型マルチディスプレイ、バーチャルコーディネイト、AR、3D、ツイッター連動、iPad連動、携帯連動のサンプル配布、男性トイレ専用サイネージなど、OOHメディアとしても様々な活用法を紹介する出展社が集まった。また、太陽電池パネルや蓄電池で動くサイネージや、災害救援ベンダーなども出展していた。これらは震災後の節電を意識した、今年らしい展開だったと言えるだろう。</div><div>&nbsp; 「災害時対応と節電対策」と題したパネルディスカッションも行なわれ、デジタルサイネージは社会に対して貢献できる存在にならなければならない、ということもその場で再確認された。</div><div>&nbsp; サーベイリサーチセンターと災害と情報研究会は、震災時に外出していた人に「今後このような状況時にどんな情報入手手段がよいか」を調査した。その結果、「テレビやラジオによる情報提供」 （ 78.1％）、「携帯電話」 （ 70.1％）に次いで、「コンビニや店舗にある液晶モニター（電子広告板）」（ 46.2％）が入った。さらに「パソコン」（ 42.9％）を挟んで、「駅や屋外のビッグビジョン」（ 42.3％）が5位に入った。コンビニのサイネージや街頭ビジョンへの情報ニーズが高いことが示された点は、注目に値する。今後、このようなメディアを使った広告へのニーズも高まるに違いない。</div><div>&nbsp; 筆者がモデレーターを行ったセッションでは、鉄道系デジタルサイネージの広告ニーズが高いことが示された。JR東日本のトレインチャンネルの広告収入が、昨年度約50億円もあったことや、鉄道広告運営各社がさらにメディアとして拡大する意向があることが明らかにされた。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>オフィス内での導入事例も</strong></div><div><strong>社員の情報共有に活用</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; 「デジタルサイネージアワード2011」では、NTT東日本 東京支店の「東京サイネージ」が最高賞に選ばれた。社内に90カ所400台設置して、1万人の社員が情報共有する大規模なオフィス内のサイネージだ。このような「イントラの見える化」を狙った試みは、今後企業内で増えてくる可能性がある。デジタルサイネージコンソーシアムの中村伊知哉理事長も、「ネットワークメディアとして成熟してきて、いろんな場面で役に立つメディアになってきたと実感している」とコメントした。</div><div>&nbsp; デジタルサイネージは広告以外の領域も拡大している。しかし、リーチを獲得できる大規模なものや、逆に細かく絞り込んだターゲティングができるものは、たとえ広告の入り込む余地のない「聖域」であっても、慎重な方法によってメディア化の可能性を考えることは、広告業界の者にとって今、必要なことではないだろうか。</div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;</div><div>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</div><div>&nbsp;</div><div>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．817　2011.7/15号からの転載です。</div><div>&nbsp;</div><div>2011.8.30</div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;</div>]]>
        
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    <title>生まれ変わった博多、大阪駅でデジタルサイネージが拡大中</title>
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    <published>2011-07-14T06:20:55Z</published>
    <updated>2011-07-21T02:28:33Z</updated>

    <summary><![CDATA[設置数は350面超日本でも最大級の集積度&nbsp;&nbsp;&nbsp; 5...]]></summary>
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        <![CDATA[<p><strong>設置数は350面超<br />日本でも最大級の集積度</strong></p><p>&nbsp;&nbsp;&nbsp; 5月4日、関西最大の交通拠点であるJR大阪駅が、「大阪ステーションシティ」としてグランドオープンした。駅ビルの商業施設と一体化し、ひとつの「街」として生まれ変わった。東日本大震災に配慮して手放しの祝賀とはならなかったようだが、日本全体を萎縮させないために「関西が、がんばる」という思いも感じる。初日には約80万人を集めたという。<br />&nbsp;&nbsp; 新しくなった駅構内でも、特に目に付くのがデジタルサイネージだ。駅構内の広告や商業施設の情報ボードとして活用され、駅コンコース、店舗入り口や、エスカレーター脇などに設置された。関係者の話を総合すると、その数は350面を超え、集積度は日本でも最大級になるだろう。<br />&nbsp;&nbsp; &nbsp;広告メディアとしては、JR駅構内に98面分が新設された。特に連絡橋には、206インチ相当のマルチディスプレイや、12面を横一列にし、幅9メートルの大きさで、インパクトがあるものが設置された。南北の自由通路の柱には連続して16面、御堂筋口のコンコースの柱にも合計21面が設置された。<br />&nbsp; &nbsp; 店舗案内としては、タッチパネル式が採用された。オープン時には、人々はどこに何があるかわからない。その知りたい情報をコンテンツにするのは、見る必然性もあり有効だ。操作していた20代の女性に話を聞いたところ、「紙よりも速く調べられるので便利です」とのこと。採用については議論があったようだが、公共施設での情報の調べ方を変えていくのではないだろうか</p><p><strong>駅のイメージに<br />デジタルサイネージを合わせた</strong></p><p>　 震災の直前には、福岡の博多駅が「JR博多シティ」としてリニューアルされた。ここでも、デジタルサイネージが主にコンコースの柱に22面新設された。博多駅は、有田焼の白磁陶板を壁や柱に使用している。その空間イメージに合うよう、額縁や筐体の色調を合わせたという。<br />&nbsp;　このように、最近では駅が大きく生まれ変わった時に、デジタルサイネージを採用する例が相次いでいる。そのロケーションも、先行して導入したJR東日本の例を研究したようで、視認性も考えられている。通行人の動線に正対して60インチ以上の縦型大型ディスプレイを柱に連続的に複数配置するのが定番と言えそうだ。<br />&nbsp;　生まれ変わった駅は、魅力も増し、それだけ多くの人が集まる。そこに採用される駅のデジタルサイネージも、新しいOOHメディアとして注目してみてはいかがだろうか。<br />&nbsp;</p><p>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</p><p>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．815　2011.6/15号からの転載です。</p><p>2011.7.21<br />&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>]]>
        
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    <title>想定外の事態への対応を見据えOOHメディアのコンテンツを見直す</title>
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    <published>2011-06-13T07:52:36Z</published>
    <updated>2011-06-15T01:08:56Z</updated>

    <summary><![CDATA[震災後に存在感を増したトレインチャンネル&nbsp;&nbsp; 東日本大震災発...]]></summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<strong>震災後に存在感を増した</strong><div><strong>トレインチャンネル</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp; 東日本大震災発生後、OOHメディアでも広告の自粛やメディア自体の休止が続いた。OOHメディアは、その性格上、広告が中心で、他メディアにある番組や記事といった広告以外の側面が希薄だ。どちらかというと不動産的で、様々な公共空間を賃借して活用している意味合いが強い。そのためか、当初は多くの空きスペースや消灯された媒体が目についた。</div><div>　しかし、JR山手線など4路線の車両内にある「トレインチャンネル」は異色で、存在感を出していた。比較的すぐに復旧し、見る機会が多かった点もあるが、ニュースや天気予報などの広告以外の情報コンテンツを放映している点が注目された。わずか60秒ほどだが、震災関連のニュースが時間によって更新されて流され、多くの人が見ていた。</div><div>　広告の中でも注目したのが、グーグルの災害関連情報を集めた特設サイトのCMだ。非常事態にいち早く対応したという意味でも非常に秀逸で、震災後にふさわしい広告展開だと言える。その利用価値は十分伝わる。電車の中だったが、思わずスマートフォンでそのサイトを開いて見てしまった。全日空の福原愛さんの「東北で生まれて、東北で卓球を覚えた」もいい。さらに、広告ではないが、TBS系列の放送局が参加している「絆プロジェクト」の出演者も次々に電車内に登場し、メッセージを送った。</div><div>　このようにトレインチャンネルは、従来のOOHメディアと異なり、コンテンツに番組的要素を持っている点が強い。一般的に、電車内のサイネージ自体、よく見られている。関東交通広告協議会の調査によると、電車内の広告ユニットの中では一番の視認率（ 75.7％が見た・見たようだと回答）だという。音声は出ないが、テレビメディアと併用する広告主も多く、広告需要も元々高い。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>しまじろうも、AKB48も</strong></div><div><strong>被災者を応援</strong></div><div>&nbsp;</div><div>　駅周辺でも、被災者を応援する広告展開が見られた。ベネッセコーポレーションは、「こどもちゃれんじ」の担当社員が自ら子供へ向けた応援メッセージを書き、大きな桜の木を描いたポスターを掲出した。</div><div>　キングレコードは、ハチ公前にある大型ボードで、被災地の人々に向けたAKB48の応援メッセージを掲出した。文字だけだが、かえって印象的だ。企業広報やCSR活動など、コミュニケーションの目的は多様化している。OOHメディアでも、想定外の事態に素早く対応できるよう、広告コンテンツのあり方を考えておく必要があるのではないだろうか。</div><div>&nbsp;</div><div>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</div><div>&nbsp;</div><div>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．813　2011.5/15号からの転載です。</div><div>&nbsp;</div><div>2011.6.15</div>]]>
        
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    <title>駅構内の実機展示イベントで通行人を捉える</title>
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    <published>2011-05-16T02:29:12Z</published>
    <updated>2011-05-16T02:33:11Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp;発売前に展示 3D映像を見せる &nbsp; &nbsp; 2月26...]]></summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<strong>&nbsp;発売前に展示</strong> <div><strong>3D映像を見せる</strong></div> <div>&nbsp;</div> <div>&nbsp; 2月26日、裸眼で立体視が可能な携帯用ゲーム機、「ニンテンドー3DS」が発売された。その発売前に、首都圏では渋谷・品川・秋葉原の駅構内で実機展示イベントが行われた。構内にブースを設置し、小窓を開けて3Dのゲーム映像（デモ）を見せたところ、多くの通行人が足を止め、次々に覗いて見ていた。</div> <div>&nbsp; 3D映像は、実際に見てもらわないとその魅力を伝えきれない。その点、実物を見せることが可能なOOHメディアを使うのは有効だ。ゲーム機に関心があり、情報感度の高い人たちも多いであろう秋葉原という場所もターゲット効率的には良かったに違いない。</div> <div>&nbsp; ツイッターでは、「ついつい覗きたくなった」「飛び出すより奥行き感が強かった」という体験者のつぶやきが見られ、バズを生み出していた。</div> <div>&nbsp;</div> <div><strong>アイドルが着用した</strong></div> <div><strong>衣装を展示</strong></div> <div>&nbsp;</div> <div>&nbsp; 日本ヒューレット・パッカードも1月下旬、丸ノ内線新宿駅で、PCの実機展示イベントを実施した。　</div> <div>&nbsp; テレビCMに登場するAKB48のメンバーが実際に着用した衣装も同時に展示し、等身大のデジタルサイネージを使って、参加者がその衣装をバーチャルに着用した姿や、メンバーとのツーショット画像を見せた。希望者にはPCや携帯へその画像が送られた。人気アイドルの効果は高く、一時は参加者の行列ができるほどだった。</div> <div>&nbsp; これらの事例のように、イベントでは効果的に実機を見せる演出が可能だ。特に駅構内では、集客の手間をかけずに多くの人々に訴求することができ、そのまま駅周辺の販売店への誘導も促せる。ソーシャルメディア上での&ldquo;バズネタ&rdquo;としても機能する。体験者は商品をより深く認識し、理解できたはずだ。</div> <div>&nbsp;</div> <div><strong>震災時に情報を提供していた</strong></div> <div><strong>デジタルサイネージ</strong></div> <div>&nbsp;</div> <div>&nbsp; 多くの犠牲者を出した東日本大震災。OOHメディア業界でも、広告自粛のほか、計画停電の影響もあり、首都圏の多くの照明を使う広告看板やデジタルサイネージが消灯した。そうした中、JR各駅構内の業務用サイネージがNHKのテレビ映像を放映し注目を集めた。欲しい情報をタイムリーに流すことができ、デジタルサイネージの真価が発揮されていた。実施のハードルは高いだろうが、広告目的で設置されているサイネージも、非常時には一部でも災害情報を放映できるようになればと思った。</div> <div><br /> <br /> &nbsp;</div> <div>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</div> <div><br /> <br /> &nbsp;</div> <div>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．811　2011.4/15号からの転載です。</div> <div>&nbsp;</div> <div>2011.5.16</div> <div>&nbsp;</div> <div>&nbsp;</div> <div>&nbsp;</div> <div>&nbsp;</div>]]>
        
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    <title>進化したテクノロジーで聴覚・臭覚に訴える展開</title>
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    <published>2011-04-21T06:49:25Z</published>
    <updated>2011-04-28T01:32:26Z</updated>

    <summary><![CDATA[布のスピーカーでCMソングを訴求&nbsp;&nbsp;&nbsp; 2月8日、...]]></summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<strong>布のスピーカーで</strong><div><strong>CMソングを訴求</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;&nbsp; 2月8日、西武鉄道池袋駅で、通常ではありえない場所からCМソングが流れた。天井から吊り下げられる大型の広告媒体「V字バナー」からである。一見、どこにもスピーカーらしきものは見当たらない。これはヤマハが開発した「TLFスピーカー」で、薄くて軽くて曲げられるという特性を備え、バナー全体をスピーカーにして音を出すことを可能にしたものだ。広告としての利用は初めてで、テレビ番組にも取り上げられ話題となった。</div><div>&nbsp;&nbsp; JR新宿駅北通路では、そのスピーカーを大型ポスターに搭載した。通行人に対して一定時間、「面で聴かせる」イメージだ。注意を喚起することになり、誰が歌っているかも分かり、ポスターとの結びつきを強くする効果があったと思う。直進性が非常に良いため、反対側の通路（ロッカーの向こう側）にも聴こえて、わざわざ音の出る場所を探しに来る人の姿も見受けられた。</div><div>&nbsp;&nbsp; この場所では、以前もパナソニックが天井の梁に指向性スピーカーを複数台設置して広告を展開したことがある。上からの音なので、雑踏の中でも比較的広範囲にクリアに聞こえた。ホームへつながる階段壁面では、通行者がポスターの前を通るとセンサーが働き、音が流れる仕組みとなる装置を設置した。</div><div>&nbsp;&nbsp; この2種類の音源の効果で、周辺一帯が「スゴイー！･ナノイー」のジングルで包まれた。たとえポスター自体が見られなくても、求められる広告の効果を出していたと言えるだろう。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>香り発生装置を設置</strong></div><div><strong>希望者にはサンプルも</strong></div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;&nbsp; 西口改札を出たところでは、小田急デジタルピラー（デジタルサイネージ）が46面あり、それらも音を出すことが可能だ。音響装置には、「セラミックボードスピーカー」という、開口部がなくても筐体から音が出せる特殊なものが使われている。</div><div>&nbsp;&nbsp; この場所を使って、ジルスチュアートは音と映像だけでなく、おしゃれなオードトワレのボトルの実物を展示。さらに特殊な香りを発生させる装置を展示ブースに設置し、指定されたボタンを押すと、商品の香りが漂うしかけをつくった。希望者には、香りの付いた紙のサンプルも渡した。</div><div>&nbsp;&nbsp; 駅などの公共空間では「異臭騒ぎ」となる恐れもあり、臭覚に訴える広告には媒体社も抵抗感がある。今回は、拡散しにくく残臭性が少ない気体を発生させる特殊装置を使い、しかも希望者だけを対象にして実施した。この効果だけではないだろうが、関係者によると、小田急百貨店の化粧品売り場への集客が増えたという。</div><div>&nbsp;&nbsp; いまだに解決すべき課題はあるが、このように視覚以外の感覚に訴えるOOH展開の中には、効果が見込めるものもあり、さらなる活用法を考えるべきではないだろうか。最新のテクノロジーが、それを後押ししている。</div><div>&nbsp;</div><div>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</div><div>&nbsp;</div><div>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．809　2011.3/15号からの転載です。</div><div>&nbsp;</div><div>2011.4.28</div>]]>
        
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    <title>キャプティブマーケティングの手法を使ったO O H メディア展開</title>
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    <published>2011-04-20T04:04:17Z</published>
    <updated>2011-04-20T04:31:35Z</updated>

    <summary><![CDATA[地下鉄のパウダールームの鏡をジャック&nbsp; 1月4日、フジテレビの新ドラマ...]]></summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<strong>地下鉄のパウダールームの<br />鏡をジャック<br /></strong><br /><p>&nbsp; 1月4日、フジテレビの新ドラマ「コントロール」が、東京メトロの表参道、銀座、池袋の3つの駅の女性用トイレにある「パウダールーム」の鏡を使った広告を実施した。<br />&nbsp; 事件現場で見かける黄色いテープを貼ったようなデザインの中に番組タイトルを掲出。場所もクリエイティブもインパクトある広告だった。このドラマは、犯罪捜査に行動心理学を用いて事件の解決を目指すという内容。そこで広告でも、行動（＝人の考え）を映し出す鏡を利用したのだ。<br />&nbsp; 行動心理学の分かりやすい例として、「よく髪の毛をいじる人は欲求不満を抱えている」などがある。今回の広告では、このような人の行動とその解釈の文章を鏡の脇に8種類掲出。鏡の中の自分を見て、思いあたると考えた人もいたかもしれない。<br />&nbsp; 男性が公共のトイレを利用する目的は、「用を足すこと」にほぼ限定されるが、女性はそうとは限らない。以前、やはり表参道で鏡広告を実施したワコールの調査によると、「用をたす以外の行為」として、「メイクを直す」が50.8％、以下「ヘアスタイルを整える」（49.6％）、「ブラジャーのズレを直す」（33.0％）などが挙げられている。<br />&nbsp; 女性にとって「お手洗い」は、自分の容姿の状態をチェックし、身だしなみを整え直す大切な場所になっているのだ。そのためか、トイレの広告というと男性と女性では意見が分かれる。概して男性は汚いというイメージが強くネガティブだが、女性はその点はあまり気にしないようだ。もっとも、一部であるが駅のトイレ自体もリニューアルされ、きれいになっている影響も大きい。今のところ広告的にはオプション扱いだが、定番化する可能性もあるだろう。</p><p><strong>羽田空港のトイレでは<br />食品メーカーも出稿</strong></p><p>&nbsp; 羽田空港の国内線ターミナルの女性用トイレには、「洋式個室」の中に7インチの小型デジタルサイネージがあり、広告活用されている。「レストルームチャンネル」と名付けられたメディアは全部で65カ所、355台ある。座ったときの目線の高さ（約60センチ）に合うように設置されている。<br />&nbsp; これまでの活用事例の中で驚いたのは、食品メーカー（ドレッシング）の出稿があったことだ。構内の売店などで販売しているお菓子の広告なら理解できるが、ためらう広告主は多いだろう。しかし、慎重に検討の上、試行と調査を行なった。それによると広告視認率が85.8％と高い数値を記録した。気になる印象も「良い」78.7％、「好きでない」0％、「使いたい」68.8％と、ポジティブなスコアが高く出たのは注目に値する。<br />&nbsp; このように、公共施設の女性用トイレを使った広告は、女性をターゲティングできるOOHメディアとしての可能性がある。狭い空間での広告訴求が有効とする「キャプティブマーケティング」という考え方があるが、これにも当てはまる。実際に見られないのが難点だが、抵抗がある男性も再考してはどうだろうか。</p><a rel="lightbox" href="http://www.oricom.co.jp/column/shaneda.jpg"><br />(写真)　羽田空港女子トイレ（個室）のデジタルサイネージ（7 インチ）<br /><br /><img class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0px 20px 20px 0px" height="403" alt="shaneda.jpg" width="480" src="http://www.oricom.co.jp/column/shaneda.jpg" /></a><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><p>by オリコム 吉田 勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）</p><p>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．807　2011.2/15号からの転載です。<br /><br /><br /><br />&nbsp;</p>]]>
        
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    <title>次世代WEB サービスと連動した先進性のあるOOH 展開</title>
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    <published>2011-02-14T08:32:33Z</published>
    <updated>2011-02-15T00:53:22Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp;デジタルサイネージで商品を見て、タッチして、体感する&nbsp;　1...]]></summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<strong>&nbsp;デジタルサイネージで商品を</strong><div><strong>見て、タッチして、体感する</strong></div><div>&nbsp;</div><div>　11月22日、新宿駅東京メトロ地下コンコースの通路壁面に、65インチの「裸眼で見える3Dディスプレイ」が2台登場した。同時に、16台のiPadが通路の柱に設置された。</div><div>　これは、シチズン時計の次世代ウォッチの操作性やデザインを訴求するOOHメディア展開である。注目の3D映像では、時計の細かいパーツが流れるように、時にはゆっくりと浮遊する様子が見られた。この3Dコンテンツは、眼鏡を着用しなくても見ることができる。</div><div>　iPadでも、3D映像を使って商品を表示。画面をタッチすることで商品が回転し、あらゆる角度から見ることができた。さらに、竜頭部分を回すと、世界各地の時刻と日付が表示され、商品の操作を疑似体験できた。16台中2台のiPadには、商品のプレゼントキャンペーンへ応募できるQRコードとアクセス先のURLが表示される仕掛けも。</div><div>　先日『日経MJ』が発表した2010年の「ヒット商品番付」においても、「3D」は大関、「iPad」は前頭に入っている。生活者からの注目度も高い、最先端のデジタルデバイス、テクノロジーを使った広告だった。</div><div>　さらに先進的で驚いたのは、スマートフォンを使った展開もあったことだ。</div><div>&nbsp;</div><div><strong>WEBサービスと</strong></div><div><strong>OOH メディアの連動</strong></div><div>&nbsp;</div><div>　位置情報に基づいたSNSサービス「フォースクエア」のアプリを設置場所の近くで起動すると、「シチズン　アテッサ3Dスペース」のスポットがリストとして現れ、そこに「チェックイン」（来た回数を記録）することができる。広告掲出期間の終了時点で一番多く訪れた人に商品をプレゼントするということだった。</div><div>　フォースクエアは、アメリカではユーザーが急増し、店舗販促にも使われているようだが、日本ではどうだろう。次世代のWEBサービスのひとつとして普及が期待されているが、この時点では非常に情報感度の高い人たちが中心だったと思える。</div><div>　ある意味、一日何十万もの人がその前を通るOOHの中で、デジタルデバイスやアプリの操作を通して、先進的で比較的高額な商品の購買層がうまい具合にターゲティングされている事例だと言える。</div><div>　一方、大阪では12月6日、中央区の道頓堀にかかる戎橋の街頭ビジョンで、WEBコンテンツ「美人時計」と最近注目されているフラッシュマーケティングのクーポンサービスを組み合わせた初の試みが行われた。</div><div>　その時、その場所でしか手に入らない中華料理店のデジタルクーポンをビジョンに限定表示。DJによるライブ中継を使った呼びかけも行なわれ、その画面を携帯電話のカメラで撮影することにより、店舗でクーポンとして使えるという仕組みで実施された。</div><div>　このように、デジタルサイネージもモバイルでのWEBサービスも、場所や時間を特定できるものが普及しており、そこに共通性がある。さらにスマートフォンの普及がその連動を後押しする可能性があり、今後も注目していきたい。</div><div><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><div style="text-align: left; "><a rel="lightbox" href="http://www.oricom.co.jp/column/sbiji3.jpg"><img alt="sbiji3.jpg" width="500" height="305" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" src="http://www.oricom.co.jp/column/assets_c/2011/02/sbiji3-thumb-500x305-124.jpg" /></a></div></span></div><div>街頭ビジョンにクーポン画面を表示。携帯電話で撮影して見せれば店舗で利用できる。<br /><br /><br /><br />by &nbsp; オリコム　吉田勝広（デジタルサイネージコンソーシアム理事）<br /><br />※このコラムは「宣伝会議」Ｎo．805　2011.1/15号からの転載です。</div><div>&nbsp;</div>]]>
        
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    <title>WEBプロモーションの発表の場としてOOHを活用</title>
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    <published>2011-01-15T08:10:08Z</published>
    <updated>2011-01-18T00:33:39Z</updated>

    <summary><![CDATA[高さ10メートルの綾瀬はるか&nbsp; 新宿の街に登場&nbsp; 9月23日...]]></summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<strong>高さ10メートルの綾瀬はるか&nbsp; 新宿の街に登場</strong><br /><br />&nbsp; 9月23日、新宿駅東口前のイベントスペースに、女優の綾瀬はるかさんを模した巨大な人形が登場した。その高さは約10メートル。通りがかった人々はその姿に驚き、次々に携帯電話で撮影。ツイッターやブログでも多くの書き込みが見られた。<br />&nbsp; これは、液晶画面をタッチすることでシャッターなどの動作ができる、パナソニックのデジタルカメラのプロモーションの一環で行なわれたものだ。<br />&nbsp; WEB上では、画面上で綾瀬さんをタッチ（クリックして撮影）することで大きくさせる「綾瀬はるかにタッチ！ゲーム」を実施し、900万近くのタッチを記録した。OOHでは、その大きくなった綾瀬さんをバルーンで再現した。<br />&nbsp; これ以前にも、キリンの缶コーヒー「FIRE」のプロモーションとして、同じ場所に大リーガーの松井秀喜選手の巨大なバルーン人形が登場したこともある。松井選手への応援メッセージを人形に書き込んでもらい、それをアメリカまで届け、本人と対面させるという企画であった。<br />&nbsp; どちらの事例も、巨大な有名人のインパクトは強く、多くのテレビ番組で取り上げられるなど話題になったが、OOHの位置付けが微妙に違っていると思う。松井選手の方は、どちらかというとOOHでのビッグイベントを起点にコミュニケーションデザイン行われていたのに対し、今回の綾瀬さんはWEBプロモーショが中心で、OOHは終点（その結果発表の場）として使われたように思えた。<br />&nbsp; <br /><strong>WEBで募集した画像をリアルなOOHで発表</strong><br /><br />&nbsp; これと同じような作りのキャンペーンとして、今年の春から夏にかけてKDDIが行った「auミリオンプレイ」がある。5カ月間でキャンペーンサイトの累計再生回数は約900万回を記録した。<br />&nbsp; このキャンペーンではユーザーからツイッターなどで使用しているアイコン画像を募集しており、投稿者数も最終的に7万人を超えた。<br />&nbsp; このキャンペーンでさらにユニークなのは、バーチャルな花火大会の実施だ。6台の強力なプロジェクターを使って、アイコンが花火の模様となり、音と共にビルに投影された。「プロジェクターマッピング」というデジタルサイネージの手法に属すると思うが、多くの通行人から注目を集めた。現場でも画像の募集を行ったが、キャンペーンの中心はやはりWEB上にあったように思う。<br />&nbsp; 過去に参天製薬が実施したキャンペーンでは、目薬をさした時の爽快感を表現した表情を、CMの台詞にかけて「キターッ！ 顔」としてWEB上で募集。今回のauと同様に、六本木ヒルズのメトロハットで発表した。モザイクアートの手法を使い、遠目から見ると巨大なタレントの顔に見え、近くに寄ると、たくさんの応募者の顔写真が見えるようにしていた点が画期的であった。<br />&nbsp; このように、OOHメディアは、WEBプロモーションとのクロスコミュニケーションで、話題づくりの起点だけでなく、リアルな終点（募集キャンペーンの結果発表など）としても、効果的な活用が可能なものと捉えられるだろう。<br /><br />by　オリコム　吉田勝広(デジタルサイネージコンソーシアム理事)<br /><br />※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．803　2010.12/15号からの転載です。<br /><br type="_moz" />]]>
        
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    <title>主役にも脇役にも使えるデジタルサイネージの活用法</title>
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    <published>2010-12-13T04:19:32Z</published>
    <updated>2010-12-15T00:13:09Z</updated>

    <summary><![CDATA[1社独占で、主役になったデジタルサイネージ&nbsp; 10月1日、小田急線の新...]]></summary>
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        <![CDATA[<p><strong>1社独占で、主役になったデジタルサイネージ</strong></p><p>&nbsp; 10月1日、小田急線の新宿駅西口地下コンコースから、ＪＲ新宿駅西口地下改札口外にかけてのエリアが、東京電力の広告でジャックされた。デジタルサイネージ（デジタルピラー）46面を中心に、シート６面、フラッグ12面の同時掲出である。46面のデジタルサイネージは、ＪＲ品川駅自由通路の44面を上回り、駅コンコース内1ヵ所の展開では国内最大規模である。<br />&nbsp; デジタルサイネージは、紙のポスターと違い、時間によって映像（画面）の切り替えが可能で、複数の広告主の映像を順番で放映することが多い。しかしＯＯＨでは、何分かに１回放映されるローテーション型の広告ではなく、いつ見ても自社の広告が出ているよう、独占的な使用を希望する広告主も少なくない。今回の新宿駅地下コンコースは「１週間１クライアント売り」という販売方式を小田急側は採用したため、広告主は2期2週間にわたって空間と時間を占有して訴求することができ、たいへん迫力があった。<br />&nbsp; 品川駅構内のデジタルサイネージでも、パナソニックが１社独占で広告を実施した。これは、広告枠すべてを買い切っての独占である。しかも通常はサイネージの画面を縦型で使用しているところを、今回は横型で展開した。もともと縦でも横でも出来るように設計してあったので実現したが、初めての実施例として話題になった。<br />&nbsp; 独占的な広告は、いつでも自社の広告を訴求できる点のほか、表現にバリエーションを加えることで通行人にインパクトを与えることができる点も魅力だ。また、他にノイズがないので、ブランドの世界観を出せるなどのメリットがある。</p><p><strong>９面連続のサイネージをあえて「脇役」として使用</strong></p><p>&nbsp; フジテレビは10月12日、新ドラマ「流れ星」の広告キャンペーンの一環として、東京メトロの新宿駅の柱に９面連続の独占的デジタルサイネージを設置した。通行人の動線を考え、画面の角度を微妙に変え、人々に向ける工夫もして効果的であった。<br />&nbsp; 通常であれば、９面連続のサイネージはＯＯＨの「主役」となる。しかしこの時は、それほどのサイネージを脇役にするものが同時に設置された。「本物のクラゲ」である。<br />　これは、ドラマの舞台で、主人公が水族館に勤務しているところから来ている。実際、ロケをしている新江ノ島水族館とコラボし、ミズクラゲ80匹を一週間展示したのである。本物のクラゲの訴求力は強く、多くの人が集まっていた。ドラマのはかない世界観のポスタービジュアルと、ここでしか観られないスペシャル映像(サイネージ)と共に訴求するという３点セットの試みだったが、意図は十分に伝わったのではないかと思う。<br />　このように、デジタルサイネージは、ＯＯＨメディアの中で、主役にも名脇役にもなれる存在感を増してきていると言えるだろう。</p><p>by　オリコム　吉田勝広(デジタルサイネージコンソーシアム理事)</p><p>※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．801　2010.11/15号からの転載です。<br />&nbsp;</p>]]>
        
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    <title>高いパブリシティ効果も獲得   街頭ビジョンの新しい活用事例</title>
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    <published>2010-11-11T05:06:58Z</published>
    <updated>2010-11-15T05:33:45Z</updated>

    <summary><![CDATA[生中継の映像を背景と合成通行人から注目集める&nbsp; 映画「ヒックとドラゴン...]]></summary>
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        <![CDATA[<strong>生中継の映像を背景と合成<br />通行人から注目集める<br /></strong><br />&nbsp; 映画「ヒックとドラゴン」のプロモーションで、新宿の街頭ビジョンをうまく使っている場面を見た。JR新宿駅東口前の「ステーションスクエア」では、お笑いコンビ・オードリーの春日彰さんが、ドラゴンの衣装を着け、宙吊りになっている。それをテレビカメラで撮影し、向かいにあるアルタビジョンに写す。ビジョンでは富士山やスカイツリーなどの背景画像と合成し、あたかも春日さんが日本各地の上空を飛んでいるかのように見せ、新宿の街を行きかう人たちの注目を集めていた。<br />&nbsp; 街頭ビジョンでは通常、テレビCMと同じ素材を一定回数放映することが多い。ライブ映像を中継したこともあるようだが、今回のような使い方は珍しい。スタジオアルタでは初めてだという。<br />&nbsp; 人物をブルーバックの背景で撮影し、他の映像と合成する手法は、「クロマキー合成技術」と呼ばれ、映画やテレビではよく利用されているものだ。さらに今回は、種明かし的に一部始終を見せ、春日さんの汗だくな姿が笑いを誘っていた。<br />&nbsp; 一方、渋谷では8月24日、パナソニックが「3Dビエラ」のプロモーションとして、街頭ビジョンの画期的な使い方を見せた。<br />&nbsp; これは渋谷駅前のハチ公前広場から見える街頭ビジョン4面に突然、滝川クリステルさんが現れ、実況レポートをするというもの。画面には「特別ニュース」「渋谷ハチ公前広場よりの映像」とテロップが入っており、滝川さん本人も「ただ今渋谷ハチ公前広場に来ています」と話している。しかし実際には、滝川さんはその場にいない。ただし彼女の周りで手を振る一般の人たちは、確かにその瞬間に渋谷駅前にいる人たちだ。自分たちの周りにいる人がビジョンに写っていることに気づいた多くの通行人は驚き、足を止めて見入っていた。<br />&nbsp; これは、ハチ公前広場の生の映像に、事前に収録した滝川さんの映像を重ねて放映したものだ。バーチャルリアリティ技術を使ったものだが、かなり精巧に作られていた。これは「あたかもそこにいるような立体感・奥行き感を味わえる」という3Dテレビの訴求ポイントとうまく重ね合わされている。<br /><br /><strong>技術面・安全面で<br />慎重な準備が必要<br /></strong><br />&nbsp; これら2つの事例に共通しているのは、テレビやインターネット上で使われている特殊映像技術を、街頭ビジョンに応用した点だ。これはそれほど容易なことではない。まずカメラの設置や、撮った映像のリアルタイム配信といった技術的課題がある。今回、新宿は高速光無線システム、渋谷はマイクロ波通信システムを使用して解決したようだ。<br />&nbsp; また屋外でのイベント的な扱いになるので、警察、消防、役所、地元商店会等からの許可が必要となる。生中継でビジョンに映すことから、映る人の肖像権も考えなくてはならない。新宿はイベントスペースでタレントを撮影しての展開なのであまり問題ないが、渋谷での展開は非常に難しかったに違いない。<br />&nbsp; しかし、このような多くの人々に驚きと楽しさを与えるライブコンテンツは、街頭ビジョンでしかできないだろう。高い注目を集めたことから、テレビをはじめ、スポーツ新聞、WEB上でも多く取り上げられ、バズ効果を発揮していた。デジタルサイネージの可能性を広げる展開事例と言えるだろう。<br /><br /><strong>&nbsp;</strong><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline"><a rel="lightbox" href="http://www.oricom.co.jp/column/s1015.jpg"><img class="mt-image-none" height="360" alt="s1015.jpg" width="467" src="http://www.oricom.co.jp/column/s1015.jpg" /></a></span><br />（写真キャプション）<br />バーチャルな滝川クリステルさんが映るビジョンを携帯電話のカメラで撮影する通行人。街頭ビジョンの活用は、高いバズ効果も生み出す。<br /><br />※このコラムは 「宣伝会議」 Ｎｏ．799　2010.10/15号からの転載です。<br type="_moz" />]]>
        
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